井の頭自然文化園では、子たぬきの“ポン”“ポコ”“リン”を11/13から公開中。元気いっぱいの姿で、来園客の注目を集めている。
たぬきらしい(?)愛らしい名前を持つ3頭は、それぞれユーモラスな個性を持っている。体が大きいポン(オス)は、好奇心が強く、食いしん坊。毛色の濃淡がはっきりした“美たぬき”ポコ(メス)は、警戒心が強く、神経質なところがあり、一番小さなリン(メス)は、マイペースなちゃっかり者だとか。
実はこの子たぬき3頭、ゴールデンウィークに杉並区で保護されたもの。生後数十日で小さかった3頭を、同園の動物病院の獣医師が育て、今では大人と変わらない大きさにまで元気に成長している。
「まだ若い3頭元気いっぱい。じゃれ合ったり動き回ったりする姿を見てみてください」と話すのは、同園教育普及係。愛嬌いっぱいの子たぬきたちは、小獣舎のキツネ舎隣で展示中。愛らしい姿に癒されて。【東京ウォーカー】