ハイヒール・リンゴら地元大阪・枚方を全国にPR

関西ウォーカー

今年で市制施行70周年を迎える大阪・枚方市は、ゆかりの著名人8組を「枚方市PR大使」に任命。4月10日(月)枚方市役所にて「枚方市PR大使」就任会見が開かれ、PR大使に就任した漫才師のハイヒール・リンゴさん、能楽師の辰巳満次郎さん、プロ棋士の佐藤康光さん、元Jリーガーの新井場徹さん、ロックバンドのアンダーグラフが出席した。

伏見隆枚方市長から意気込みを聞かれたPR大使の面々。「若い人に住んでもらえる街にしたい」と最初に答えたリンゴさんは、学生時代まで枚方市に住んでいた。「ライバルは高槻市。高槻市を打ち負かしたい」と笑いを添え意気込みを語った。能楽師の辰巳さんは、枚方の小中学生に能体験教室を開くこともあり「伝統文化の発信基地にしていきたい」と話した。日本将棋連盟会長を務める佐藤さんも枚方市出身。「将棋を通じて街づくりをしたい」と意気込んだ。元Jリーガーの新井場さんは「枚方からJリーガーを誕生させたい」と熱い想いを話した。ロックバンドのアンダーグラフは、2005年に紅白歌合戦のオファーを蹴って、ひらかたパークのカウントダウンライブに出たことを暴露し「地元愛を出して活動していたので、市の公認をもらえて嬉しい」と喜んだ。

PR大使に任命された俳優の辰巳琢郎さん、川崎麻世さん、タレントの森脇健児さんは都合により会見を欠席。川崎さんと森脇さんからはビデオメッセージが届き、リンゴさんは「森脇くんは絶対(会見に)来れたと思う」とツッコミを入れ「出席した方が暇みたい。このためだけに朝からメイクしたのに」と話し、記者の爆笑を誘った。最後にリンゴさんは「ぜひ住んでみて枚方の良さを知ってほしい」とアピールし、枚方への愛を感じる会見を締めくくった。

PR大使に任命された8組は、就任期間の平成31年3月まで出演番組やイベントで枚方の魅力を発信していく。

【取材・文=ライター山根翼】

山根翼

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