11/20(金)、貴金属ジュエリーの老舗「GINZA TANAKA」から2010年版のカレンダー「純金ビッグカレンダー」が、なんと“3000万円”という値段で発売される。
“3000万円”の純金カレンダーには、干支の“虎”にちなみ、国の重要文化財「竹林豹虎図(ちくりんひょうこず)」の一部分を印刷。縦約40cm、横約65cm、純金約6kgを使用して製作している。
そもそも「竹林豹虎図」とは名古屋城本丸御殿に飾られていた襖絵(ふすまえ)で、作者は安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した、狩野派の画家と考えられている。同カレンダーには、純金の輝きで豪華さを際立たせた“虎”が描かれている。
昨年は“横浜開港”を製作するなど、毎年モチーフを変えて“3000万円”相当の純金カレンダーを販売している同社。こんなに高価な商品、ターゲットが誰なのか気になるところだが、「個人はもちろん、企業もターゲットにしています」と広報担当者。この不況下でも需要があることに驚きだが、同社としては“販売”だけが目的ではなく“話題性”を提供するツールとしても考えているようだ。
また、同じデザインで製作した、携帯が可能な名刺サイズの「純金1gカレンダー」(6000円)をはじめ、「純金5gカレンダー」(35000 円)「金箔葉書」(1000円)も11/1より絶賛販売中。3000万円は出せなくても、こちらの商品ならお手軽にセレブ気分を味わえるかも!? 【東京ウォーカー】