大阪・中之島のオフィス街に新名所が登場した。中之島フェスティバルタワー・ウエストが完成し、超高層ツインタワーが2棟並ぶ「フェスティバルシティ」が誕生。約50店舗の商業施設が入る「フェスティバルプラザ」が4月17日(月)グランドオープンする。オープン前の4月14日には、報道陣向けに内覧会が行われた。
中之島フェスティバルタワー・ウエストには2階から地下1階まで、17店舗がオープン。2階には和食ダイニングの「ダイナミックキッチン&バー 響(ひびき)」、焼肉の「トラジ」、寿司の「鮨 美寿志(みすじ)」など6店舗、1階には無国籍料理の「FIFTH SEASON」やカフェの「Drip-X-Café」、時計、ファッション雑貨の「和光」など5店舗が入る。
地下1階にはベーカリーの「ブーランジェリー・ア・ビアント」やラーメンの「ラーメン Zikon 而今」、焼鳥と釜めしの「鳥料理 藤よし」、コンビニエンスストアの「ファミマ!!」など日常に利用しやすいカジュアルな7店舗が入る。
また、フェスティバルタワー・ウエスト上層階には6月オープン予定の高級ホテル・コンラッド大阪が入る。今回の内覧会では38階から40階の吹き抜けフロアが披露された。大阪中を見渡せるホテルは、新たな夜景スポットとして人気を博しそうだ。
なお、フェスティバルシティのオープンを記念しフェスティバルタワー・ウエストの新店舗では記念のサービスや特別メニューをなどを提供するほか、フェスティバルタワーの店舗でも特別メニューやサービスを予定している。「プラザスタンプラリー」に参加して6店舗のスタンプがたまれば1000円の金券がもらえる。オープン記念キャンペーンの期間は4月17日(月)から5月7日(日)。なお、特別メニューなどの期間は店舗により異なる。
今後は、2018年春には4階の「香雪美術館」が開館する。これは朝日新聞社の創業者、村山龍平が収集した日本や東洋の古美術品などを展示する美術館。「静謐」という言葉がふさわしい空間で、秘蔵の美術工芸品を鑑賞できる。フェスティバルホールと合わせ、大阪の文化の発信拠点としても注目を浴びそうだ。【関西ウォーカー編集部/ライター鳴川和代】
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