LUNA SEAのボーカリストとして活躍し、その後、ソロとしても数々のヒット曲を送り出している河村隆一が22日、ジュエリー会社「ジェムケリー」との新作コラボジュエリーを発表。それに伴うトークイベント、記者会見を東京・秋葉原で開催し、今年誕生した子どもにまつわるエピソードや、河村流“子育て論”を語った。
河村は、ジュエリーデザインを手掛けるに至った経緯を「18〜19歳の頃、バンドのチラシをデザインをしていた頃からデザインには興味がありました。そんな中で、すごく元気でエネルギッシュな音楽を作りたいという僕自身の“原点回帰”というテーマ、“王道”というキーワードがジェムケリーさんと通じるところがありました」とジェムケリーとの運命的な“出会い”を語った。
ジュエリーはバンド時代からクロスのモチーフやゴシックっぽいものが好きだったそうで、その所有数は「20年前からのものですが、小さなものから石の入ったもの入れて100点弱。今回のジュエリーが一番高価で100万円ぐらい」だとか。プレゼントすることもあるそうで「ジュエリーには、美しい、かっこいい、華やか、かわいらしいとかいろいろなデザインの要素がある。僕はかわいらしいものも実は好きだったりするんですよ。自分では付けないので、そういったジュエリーを見つけたら、親だったり、自分の妻だったり身の回りの人に贈ることが多いですね」と笑顔を見せた。
また、今年もあと約1か月ということで、2009年を振り返り、「今年はavexさんに移籍したり、全編マイクを使わないノーマイクノースピーカーズというコンサートをやったりいろいろありました。僕自身は常に挑戦している自分が好きなんですが、一つ一つのハードルを越えていけるかに真剣に向き合い、挑戦にあふれた実りある年だったと思います」と満足げに総括。
今年6月に誕生した子どもの話題では、「笑顔って大事だなって思うようになりました。子どもの笑顔を見て、笑顔は人を幸せにするんだなって」とパパの顔を見せ、「父親として子どもに何ができるかっていうのは少し離れて見守って、助け舟を出す準備を常にしておけばいいのかなと。僕はすごく言いたがりなので(笑)。子育ては妻に任せて、できるだけ一歩引いたところから眺めて、(子どもって)いいなあって思いながら過ごしています」と河村流の“子育て論”を語った。
今回、河村が手掛けたコラボジュエリーは、アレキサンドライトと呼ばれる宝石をあしらったネックレスと指輪の2種類。デザインは同じだが、素材によってジェムライン(30万円〜)、アクセサリーライン(1万9950円〜)と二つの価格帯が用意されている。現在、ジェムケリーの公式サイトなどで予約受付中で、発売は12/25(金)。また、同ジュエリーのCMソングとなる新曲「抱きしめて」を1/20(水)にリリースする。【東京ウォーカー】