スターバックス コーヒー ジャパンは「JIMOTO made シリーズ」として、地元職人の情熱が込められたグラス「津軽びいどろ」(2800円、税抜)全4種を、4月24日(月)から青森県津軽地方で限定販売する。
津軽びいどろとは、漁業用浮玉の技法を応用したガラス工芸品のこと。津軽半島の西側に広がる七里長浜の砂を材料に、紀元前1世紀頃から受け継がれてきた「宙吹き」の技法を用いて生み出されてきたのが始まりだ。その名を冠した限定グラス「津軽びいどろ」は、色ガラスを用いた色鮮やかな色彩表現を用い、津軽地域の特徴を表現するとともに、商品名にもそれにふさわしい各地域の名前がつけられている。
「TSUGARU」は、降り積もる雪の“白”と、冬の寒さがあるからこそ一層綺麗に感じる新緑の“緑”で津軽地方全体を表現。青森市をイメージし、津軽湾の海・津軽の人々の奥ゆかしさの“青”と、ねぶた・心に秘めるあたたかな思いとしての“赤”をあしらった「AOMORI」。弘前市をモチーフにした「HIROSAKI」は、弘前公園の桜の“ピンク”と、桜の木や歴史的建造物の柱の“茶”を取り入れている。「GOSHOGAWARA」は五所川原市をイメージし、立ちねぶたに代表される“赤・黒”と、津軽鉄道の“黄”で、津軽地方でもっとも気性や地吹雪などが激しいとされるこの地域の特徴を表している。
「JIMOTO made シリーズ」は、日本各地、その地元で活躍する伝統工芸やその職人の技術を取り入れた商品を開発し、その土地の限定店舗で販売される商品。第1弾は江戸切子が施された墨田区限定のアイスコーヒーグラス。第2弾は陶芸が盛んな鳥取「玄瑞窯」の職人が作り上げたコーヒーアロママグ。第3弾は岐阜・高山の伝統工芸の漆を用いたウッドマグと、福岡の陶器である小石原焼の技法で作り上げたコーヒーアロママグ。「津軽びいどろ」はその第4弾となる。
「地元の豊かさを感じながらゆっくりコーヒーを楽しんでいただきたい」という想いを込めて作られたグラス。いずれも涼しげで、かつあたたかみを感じさせるこだわりの一品だ。【ウォーカープラス編集部/国分洋平】
国分洋平