資生堂は4月20日(木)、都内で発表会を開催し、女性たちを本来の豊かな表情へと解放していく「資生堂 表情プロジェクト」のスタートを宣言。発表会には、新CMに出演する女優の杏、石田ゆり子、篠原涼子、樋口可南子、宮沢りえがゲストとして登場した。
肌の悩みに、年齢と共に刻まれる「しわ」を挙げる女性は多い。同社はしわの改善について、早くから有効成分純粋レチノールに着目し、約30年間にわたり研究・開発を進めてきた。
この有効成分純粋レチノールを含む第一弾の商品として、資生堂は6月21日(水)、「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームS」(医薬部外品)を発売。同商品は2017年2月、有効成分純粋レチノールによる深いしわを改善する効能効果を、厚生労働省から日本で初めて認められている。
ただし、同社は必ずしもしわを悪いものと考えているわけではない。発表会に登壇した、杉山繁和 代表取締役執行役員社長は「しわが自由で美しい表情を縛り付けているのならば、なんとかしたい。しわを改善することで、本来の豊かな表情へと解放し、表情溢れる美しい世界の創出に貢献したいと考えております」と、同プロジェクトに込める想いを語った。
同社が行ったアンケートによると、写真を撮る時などに「しわができるのを気にして思い切り笑わないようにしている」と回答した女性は全体の48.7%に上り、さらに80.4%の女性が「しわを気にしないで笑いたい」と考えていることが明らかになっている。
そんな女性たちの願いに答え、豊かな表情の開放を応援するのが、今回展開する「表情プロジェクト」だ。4月20日(木)から放送を開始する新CMでは、「しわから自由になると、 表情はもっと自由になる」というコピーと共に、表情豊かに喜怒哀楽を表現する女優たちの姿が、伸び伸びと描かれている。
発表会のステージで宮沢りえは「人生を彩るのは、表情という絵の具なのかなという感じがします。豊かな表情を持っている方は、人生がカラフルだと思います」とコメント。自身は役を演じる際に、相手の感情や想いをよく読み取ることで、豊かな表情を生み出しているという。
また、石田ゆり子は、普段の生活の中で思わず表情が出てしまったエピソードを問われると「最近難しい料理に挑戦することがあって、うまくできるか心配だったんですけど、とてもうまくいったんですね。満面の笑みでした」と返答。
だが、具体的な料理名は「ちょっと言えません」と口ごもり、周囲から「気になる」という声を一斉に受け、恥ずかしそうに「オニオングラタンスープを作ったんです」と明らかにする一幕もあった。
二児の母である杏は、思わず笑みがこぼれたエピソードを披露。「子どもが『いただきます』と『ごちそうさま』の時に手を合わせることを覚えてくれて。一生懸命やってくれるんですけど、同時に覚えた拍手が混ざっちゃって、それが見る度に面白くて。つられて笑顔になります」と語り、母の顔を見せていた。【ウォーカープラス編集部】
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