「リアルヘラクレスじゃん…!」ボディビル界のレジェンドが教える“強メンタルの作り方”

東京ウォーカー(全国版)

実直にゴールへ向かう姿勢こそ大事

日本人で唯一ボディビルの世界大会「アーノルド・クラシック212」で王者を獲得、さらに、数々のタイトルを総なめにしてきたボディビル界のレジェンド・山岸秀匡氏。初の著書でもある 『ボディビル世界チャンピオンが伝授する 筋トレは人生を変える哲学だ』 がいま話題を呼んでいる。本書では、同氏の栄光や功績などをフォーカスしつつ、その舞台裏では「ワンデーのコンタクトレンスを70日間使い続けた」経験など、苦労や挫折、失敗も数多く語られている。

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ボディビル界のレジェンドの名言を振り返る


今回は、そんな山岸氏が発信する著書の魅力、ボディメイクから生まれる強靭なメンタルの作り方、また、アメリカ生活で得た経験則から言える壮大な人生観など、いくつもの修羅場をくぐってきたレジェンドならではの「強メンタルの作り方」についてインタビューを実施。端的な言葉で語られるその一つひとつは非常に重みがあり、心に突き刺さるものがある。

表向きは大成功、でも、裏側ではたくさんの失敗


――『ボディビル世界チャンピオンが伝授する 筋トレは人生を変える哲学だ』の中で、いちばん「伝えたいメッセージ」とは?

【山岸秀匡】表向きには大成功、順風満帆のキャリアに見えるが裏側にはたくさんの失敗があること。失敗を恐れないでチャレンジすること。

どんな状況下でもポジティブな姿勢を貫く山岸氏。もちろん苦労も数知れない


――ボディビルだけでなくビジネスでも成功されています。ボディビルから転用したメンタル面のトレーニングはどういったものがありますか?

【山岸秀匡】ボディビルは短距離走ではなくマラソンである、ビジネスも爆発力よりは持久力とスタミナが大事です。

――ボディビルやビジネス面において「勝利の法則」などありましたら、教えてください。

【山岸秀匡】毎日少しずつ積み重ねていく持久力、スタミナ。

継続こそ、力である


「諦めた」ときの敗北感は永遠に続く


――ボディビルを続けるなかで、これは本当にツラかった…そんな「苦難の壁」エピソードを教えてください。

【山岸秀匡】肉体的にはきついことだらけだけれど、好きなことなのでツライと思ったことはないです。

――また、その「壁」をどう乗り越えていきましたか?

【山岸秀匡】好きなことなのでツライ壁も乗り越えられる。痛みは永遠ではないが、もし諦めたら“敗北感は一生続く”。

トラブルがあった方が「結果がよい」というジンクス


――大会など、毎日の生活でもそうですが、山岸氏が実践している「ゲン担ぎ」などあるのでしょうか?

【山岸秀匡】「ゲン担ぎ」はないけれど、コンテスト前に予期せぬトラブルに見舞われたときのほうが成績がよいです。

――山岸氏にとっての「ボディビル界」のレジェンドは誰でしょうか?

【山岸秀匡】世界ではアーノルド・シュワルツェネッガーが誰もが認めるレジェンドでしょう。日本のレジェンドは日本選手権13連覇の小沼敏雄さんですね。学生時代からお手本にさせていただきました。

ボディビルの世界大会「アーノルド・クラシック212」で王者を獲得


ボディメイクが日本でも“身近”になる!


――アメリカ人と日本人のボディメイクに対する考え方について、異なる点はありますか?

【山岸秀匡】アメリカではボディメイクがより身近な存在です。日本もいずれそうなるでしょう。


――今後の目標や展開なども教えてください。

【山岸秀匡】ジム経営、他にもいくつかのプロジェクト進行中です。

――最後に、座右の銘でもある「無限 - No limits」についてお聞きします。コロナ禍で下を向いてしまっている人々に“言葉の力”をください!

【山岸秀匡】ゴールが具体的であれば実現できる!

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「ビッグ・ヒデ」の愛称でも親しまれる山岸秀匡氏

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