2月24日、都内にて、サントリービールによる「金麦」2022年マーケティング活動説明会＆新CM発表会が開催され、新テレビCMメッセンジャーに起用された柳楽優弥、黒木華、同社執行役員マーケティング本部長兼宣伝部長の田中嗣浩氏が登壇した。
サントリービールは、“日常的に家で飲むのに一番ふさわしい新ジャンル”を目指し、2007年に発売開始した「金麦」をリニューアル。田中氏は「『金麦』は、“家”を中心としたマーケティング活動を一貫して継続してきたからこそ支持されてきたブランドですが、コロナ禍以降、『毎日の家時間をより楽しみたい』と考える気持ちが高まってきたと思われるので、製品・プロモーションを刷新し、家時間の充実にさらに貢献していきたいと考えています」と話す。
リニューアル後の中味は、過去最大量(これまでの「金麦」との比較)の麦芽を使用し、こだわりの「新・ていねい製法」で仕上げることで、澄んだ後味はそのままに、より麦のうまみが感じられる味わいに。パッケージは、「金麦」ブランドで初めて縦書きのロゴを採用し、こだわりの素材や製法を併せて記載。“丁寧に真心を込めて仕上げたおいしさ”を表現している。
そして、このリニューアルに伴い、同商品の新メッセンジャーである柳楽優弥、黒木華の新CM「はじまり(彼)／はじまり(彼女)」篇が、2月26日からオンエア中。今回、イベントに登場した2人は起用されたことを喜び、「お疲れ金麦！」の掛け声で乾杯して会場を盛り上げた。
その後、ひと口飲んだ柳楽は「本当に何度飲んでもおいしい金麦タイムです！」とニッコリ。黒木も「やっぱりおいしいですね。前からおいしいんですけど、『新・ていねい製法』でさらにおいしくなっているなと思いますし、パッケージも印象的です」と笑顔を見せた。
また、新CMで映し出される“家飲み”のシーンについては、「このシーンは普段の僕の姿に近いと思います(笑)。ビールもいつもの持ち方。(持つ場所は皆さんにも)良いポジションを見つけていただけたらと思います」と柳楽。黒木は「こんな家で飲んで、くつろいでいるようなCMで良いのかなという感じでした(笑)」と、撮影を振り返っていた。
さらに、イベント会場に設置された“家”風のセットで、普段の姿を再現した柳楽は、ビール片手に「ほ～っ！」と雄叫びを上げつつ、タップを踏むというユニークな動きを披露。黒木に「まさかのタップ…」と突っ込まれると、「音楽を聴くとタップでリズムを取ろうとしちゃうんです。最近」と、ポーカーフェイスで語り、会場から笑いを誘っていた。