“おにぎり”という名前に油断して食べるとそのおいしさに驚く、今ブレイク中のご当地グルメ“肉巻きおにぎり”。地元・宮崎ではホテルでオードブルとして出されるくらい、完成度の高い料理で、東京でも専門店では行列ができるほどの人気ぶりなのだ。
宮崎グルメから生まれた“肉巻きおにぎり”は、タレに漬け込んだ豚肉をご飯に巻いてこんがり焼き上げた一品。昨年から東京でも上陸は確認されていたが、ついに肉巻きおにぎり発祥の店「元祖にくまき本舗」が10/10に東京・下北沢にオープン。甘辛い秘伝のタレに一昼夜漬け込んだ豚モモをご飯に巻いた「にくまき」と「チーズにくまき」各300円がテイクアウトでき、週末には行列ができるほどの人気だ。
ほかにも、豚の煮汁と漬けダレをベースにした炊き込みご飯を巻き込んだ、肉巻きおにぎりの新種「ニックンロール」(290円〜)が好評の店「ニックンロール」(下北沢)が8月に登場している。11月にオープンした郷土料理店「日南館 別館 神楽坂」(神楽坂)でも一品料理としてメニューの一員に。「味」「ボリューム」「コストパフォーマンス」のすべてを兼ね備えたうえに、タレのこだわりなどで個性がアピールしやすく、具材のバリエーションもつけやすいので、今後も専門店が増えそうだ。
お昼に、おやつに、そして飲んだあとのシメにもなる新ファーストフードとして、勢力を拡大するのは間違いない“肉巻きおにぎり”。一度試してみる価値アリだ。【東京ウォーカー】