自分で作ったキャラクターがスマホの中で動き出す!新感覚クラフトトイを試してみた。

東京ウォーカー(全国版)

バンダイが、ペーパークラフト要素とAR機能を掛け合わせた新商品「クラフトフレンズ パピるんず」を販売開始した。自分で折って作り上げたキャラクターを専用アプリで撮影すると、画面の中でキャラクターが動き出す新感覚のクラフトトイだ。第一弾として「仮面ライダーシリーズ」のアイテムが3月18日から東京駅構内の仮面ライダーストアにて限定販売されたので、早速試してみた。

オリジナルペーパーでキャラクター作成

「仮面ライダー1号」は4枚の紙で1体が完成する

まずは、紙を折ってキャラクターを作り上げることからスタート。1枚の紙には、「やまおり」「たにおり」「はさみ」など、作成の順番が示されており、仮面ライダー1号の場合、4枚の紙で1体が完成する。早速1枚目の顔部分を作っていくと、想像以上の細かい作業に驚いた。次に身体部分も作成していくが、「大人でもレベルが高いぞ!」と突っ込んでしまうほど、顔部分よりも緻密な作業が続く。

【写真】紙に記入されている作成順番したって1枚ずつ作成していく

気づけば4枚の紙と向き合って1時間弱。4枚の紙を指示通りに作成し、のりで組み合わせると、見事手のひらサイズの「仮面ライダー1号」が完成した。正直、ここまで時間がかかると思ってはいなかったが、完成した時の達成感は大きかった。同じ工程でショッカー戦闘員も作成。2体が並んだ様子はどこか可愛さを覚える。

作成した「仮面ライダー1号」「ショッカー戦闘員」


作ったキャラクターを専用アプリでスキャンすると、AR空間で動き出す

本商品のポイントは、ここから。作り上げたキャラクターを専用のアプリでスキャンすると、AR空間でキャラクターが動き出すというのが大きな特徴だ。

専用アプリ「クラフトフレンズ パピるんず」

アプリをダウンロードして、「パピるんずとあそぶ」を選択し、作成した「仮面ライダー1号」をアプリでスキャンすると、キャラクターがぺりっと浮き出てきて、まるで命が吹き込まれたかのようにスマホ画面の中で動き出した。

キャラクターをスキャンすると、スマホの中で動き出す

画面をタップすると、キャラクターがアクションを起こしてくれるほか、来てほしい場所にぴょこぴょこと駆け寄って来てくれることも。「仮面ライダー」シリーズの場合、ライダーキックも繰り出してくれる。また、日常のシーンと合わせて写真を撮ることもできて、さまざまな世界観に自分の作ったキャラクターが溶け込んでいく。どこか自分の子供が生まれたような感覚が芽生え、愛しささえ感じる。

写真や動画の撮影も可能

ライダーキックをする「仮面ライダー1号」

本商品は、今後も人気キャラクターとのコラボレーションを中心に、多くのラインナップが登場予定とのこと。また現在、オフィシャルサイトでは『クラフトフレンズ パピるんず』オリジナルキャラクター「パピィ」の図面を無料でダウンロードできるので、無料のARアプリと合わせてパピるんずの世界観をいち早く楽しむことも可能だ。

無料で楽しめるお試し版「パピィ」

ファミリーはもちろんのこと、工作好きな大人も楽しめるクラフトトイ。ぜひ幅広い世代の方に一度試してみてほしい。

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