女性だけで集まり、ガールズトークを繰り広げながら、おいしいものを食べたり飲んだりして日頃のストレスを発散させる会“女子会”。そんな“女子会”が流行する中、居酒屋各社が “女性客限定プラン”を提案し始めている。
ちょっぴりオシャレして“居酒屋”に出掛け、“女子会”で盛り上がる女性たちをターゲットにしたメニューとは、一体どんなものがあるのか調べてみた。
まずは11月から女性4人のグループ客を対象に始めたモンテローザの“女子会メニュー”を紹介。関東圏の「笑笑」222店舗が、「“女子会”限定食べ飲み放題プラン」を期間限定でスタート。53品の料理と61種類のドリンクの食べ飲み放題が、3時間3300円(※12月中の金・土曜日・祝前日、および12月27日〜31日は3500円※12月中の利用時間は2時間・ラストオーダ-90分後)で利用可能。ハーゲンダッツのアイスクリームを使った「クッキー&クリームのタワー仕立て」など、同プランでしか食べられないスイーツが充実している。また、話が弾むようにと、手でつまみながら食べられる「トマトチーズバケット」などを用意し、料理面でも工夫を凝らした点や、“女子会”用の特別カクテルなど、ドリンクの種類が豊富な点もポイントだ。
ほかには、居酒屋「TAPA」や「えこひいき」、「甘太郎」を展開するコロワイドも、11月から女性2人以上の客を対象にフリードリンク・フリーフードの企画を実施。「TAPA」では、既存のメニュー40品から、2時間以内で好きなだけ商品を選択できるシステムを導入している。プチシューなどのデザートが付いたり、ドリンクが60種類あったりと、こちらも女性を満足させる内容だ。自家製石窯焼きをうたう「クリスピーピザ」など、色彩鮮やかな料理で視覚的にも女性を喜ばせているよう。2時間2780円のプランでお得感も高く、女性グループのリピーターは多いとか。
また、女性に楽しんでもらいたい、との思いから「日本全国名産鍋6種類」を含む鍋コースを設定した「えこひいき」や、女性に新しい肉の食べ方を提案したいと始めた「女子会!飲み放題付きコラーゲンしゃぶしゃぶ」(飲み放題込み全7品1980円)のある「甘太郎」などは、20代〜30代の学生やOLに向けた新プランを相次いで実施している。
年末の忘年会シーズンを間近に控え、“女子会メニュー”で客層の拡大を図る居酒屋各社。メニューに上質感や豊富な種類を求め、思う存分“女子会”を楽しみたいと考える女性側の希望にも、ぴったりマッチしたプランになっているのではないだろうか。ガールズトークに花を咲かせたい、そんな時は“女子会メニュー”のある居酒屋に行ってみてはいかがだろう。【東京ウォーカー】