上田美和による人気コミックを映画化した『ピーチガール』(5月20日公開)の試写会が、5月11日(木)松下IMPホールで開催。山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、神徳幸治監督がサプライズで登場すると、満員の観客から黄色い歓声が上がった。
初共演の山本と伊野尾。伊野尾は、山本のことを「普通だったら言えないセリフをかわいく言っていた」と絶賛。対して山本は「伊野尾くんはスタッフさんまでメロメロにしちゃうんです」と羨ましがった。また、原作の上田に描いてもらった似顔絵について「伊野尾くんが一番似ていた」と山本が話すと、伊野尾は「監督も描いてもらっていたけど、デフォルメされすぎてイケメンになっていた」とコメント。神徳監督は、似顔絵に近づけるためにダイエットをしたことを明かし「15kg痩せました」と告白すると、会場から驚きの声が上がった。
モテ王子を演じた伊野尾は、自身の高校時代の思い出を聞かれ「モテた記憶がない」と回答するが、観客からの反応はなし。すぐさま「無視かよ!」とツッコミを入れると、会場が笑いに包まれる場面も。女子校に通っていた山本は「撮影初日に『失われた青春を取り戻そう』と話していました」と明かした。神徳監督から高校生役に違和感がなかったと言われた2人は、嬉しそうな表情を見せた。
キュンキュンするシーンについて聞かれた伊野尾は、山本とのデートシーンを挙げ「ほとんどアドリブで、そのときに起きたアクシデントがいい感じに映っています」とコメント。山本は「エンドロール後の映像。終わっても席を立たずに」と観客に呼びかけた。フォトセッションでは「大ヒットしまっせ〜」と関西のファンと大ヒットを祈願した。
『ピーチガール』は、見た目が派手だが中身はピュアなもも(山本)と、モテ王子・カイリ(伊野尾)を中心に巻き起こる恋愛模様を描いた作品。
【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】
山根翼