2月に岐阜県からスタートし、約3か月で47都道府県を回った「社長がラジオで言ったから有言実行!ボイメン47都道府県ツアー」。今回は5月4日(木)、三重県M'AXAにて開催されたツアーファイナルの様子をレポート!
ツアーファイナルを飾るメンバーは水野勝、田中俊介、田村侑久、本田剛文、吉原雅斗。影アナの吉原からの「ツアーファイナル47県目を〆るのはあなたたちです!」という呼びかけに約150名の観客はボルテージが一気にUP!キラキラとサイリウムが輝く中、メンバー5名が登場し、「YAMATO☆Dancing」がスタート。2曲目の「Fight&Fire」では、本田から「小さい頃鈴鹿サーキットのCMに出てました」という告白も飛び出した。
最初のMCでは、「すでに限界を超えています」(水野)、「47都道府県の最後だからこそ、すべて投げ出します!今日はやるぜ!」(田村)と、ファイナルならではの気合いを見せつけた後、「GO!! 世侍塾 GO!!」、「ヤンファイソーレ」へ。汗だく&パワフルなパフォーマンス後は、MCタイムに。「午前中に松坂城跡を見てきたけど、石垣だけだからどこ見ていいかわかんなかった」と水野が言えば、「松坂城は安土城の石垣を作った人が手がけていて、それよりも美しい石垣なんで、そこを見るべき」と博学の本田が答えたり、「高校野球三重大会の時に、ギュートラのCMよく見た!」(田中)、「後スペイン村ね。三重って面白いCM多いね」(吉原)と、三重県ならではのトークで盛り上がった。
「ヤングマン~B.M.C.A.~」が終わった後、47都道府県ツアーの恒例コーナー、「ご当地名物お絵描き対決」へ。三重県という事でお題は忍者のアニメキャラクター。「どんなタッチの絵だったっけ?」と本田が悩む中、60秒が経過。出来上がりを見ると、「頭巾を取るとこうなるの!」と言い張る田中の変な髪型の忍者や「ちょっと蕎麦屋さんみたい」な吉原の職人スタイルなど、個性豊かなイラストがズラリ。そんな中昨日の愛知県に続き、見事本田が1位に。「定期的に食べたくなる味。優しい味がたまらん」とご褒美の赤福を嬉しそうに堪能していた。
「Candor」「なごやめしのうた」「READY×READY」と3曲続いた後、3か月間をかけて47都道府県を回った感想へ。「本当は47都道府県ツアーって時間をかけて回るはずなのに、3か月で回ったグループってないんじゃないかな?そんな凝縮した時間の中でラストに三重県に来れたのは良かったです」(本田)、「いろんな人にいろんな時間がある中で、僕たちの為に来てくれてるんだなって。貴重な時間をもらってるって今回のツアーで改めて思いました」(吉原)、「35県回ったツアーマスターとして本当にどこも印象深かった。東北地方とか本当にファンがいるのかな?って思ったけど、待っててくれる人がいる…って事を実感できた。今回の活動を通して、まだまだ自分の世界って小さいなと思った。もっともっと大きくなって広げていって、もう1回47都道府県を回ってみたい」(田村)、「いろんなハコを回って、最初の活動の頃を思い出した。こういう距離感でライブやってたなって。この距離感で1つのイベントをみんなで作り上げる…という思いを再認識できた。田村が行ったようにもう1回回りたい」(田中)、「今回のツアーで原点に戻れた。いつもガムシャラではあるけど、もう1回そういこうと。これからもステージからボイメンを伝えたいです。大きなフェスでも、僕らってすごい家族なんだよってことを伝えたい。そして年末に紅白歌合戦に出演して夢をかなえたいと思うので、その姿を見ていてほしい」(水野)と、それぞれがツアーを振り返り、それを超えたからこそ見えた目標や思いを熱く語り、「Forever and Always」、「スタースター」を歌い上げた。
アンコールが響く中、「あの…ファイナルだよ。もうちょっと声…出るよ」と本田からリクエストが入り、割れんばかりの大きなアンコールに!それを受けて5名が登場し「バリバリ☆ヤンキーロード」へ。メンバーから再度アンコールのダメ出しが入り、水野の「ツアー最初の岐阜でこの曲を歌った時、何この変な曲?って思われてた。そんな曲も今日でラスト!三重と大きな声で歌ってステキな思い出を作りましょう」という振りから、「MIE」へ。「ツアーは終わるけど2017年はまだ半分!大きな夢に向かって走る、新たなスタートです!なので、この曲でしめたいと思います」という水野トークをうけて、おなじみのラスト「Chance for Change」でフィナーレを迎えた。
ところが、先程ダメ出しをされた観客から、再度熱い大きなアンコールが!曲がない…と悩みながら出てくるメンバーの中から、なんと田村がソロ曲「シアワセアンテナ」をアカペラで歌い出す…も、歌詞がわからずオロオロしだす始末。ところが観客が完璧な歌詞で歌い上げ、まさにライブハウスが1つに!「今、みんなが歌ってくれて本当に嬉しかった」と田村も大感激。最後は「恋ダンスみたいに小学生でも歌えるようになってほしい。ラップもみんなで歌おう!」という水野の提案から、メンバーと観客全員で「YAMATO☆Dancing」を歌い、ライブは大団円を迎えた。
今回のボイメン47都道府県ツアーで各地を回りながらビラ配りをするなど、ライブ以外のプロモーションも積極的に行い、様々な経験値を積んだ彼ら。すでに8月2日(水)発売のシングルを引っ提げて全国各地を飛び回っている。次はどんな姿を見せてくれるのか、ますます目が離せない!
嶋村光世