スターバックスの黒板アートの名手「GAHAKU」ならでは!16通りの秋色のポスターが収穫祭に花を添える

東京ウォーカー(全国版)

スターバックスではこの秋、新プロジェクト「Our Harvest Table」がスタートする。Ourとはスターバックスを指し、Harvestとは収穫のこと。スターバックスのパートナー(従業員)からお客様へ“この瞬間にしかない秋の体験”を提供するのだ。秋の味覚の新商品が続々登場するなか、注目したいのが、商品を紹介する店頭のポスターだ。今回、初の取り組みとしてスターバックスの黒板アートの名手「GAHAKU」がデザインに参加。16あるエリアごとに異なるデザインのポスターが彩りを添える。

GAHAKUとは、店内のオファリングボード(商品をおすすめする黒板アート)の見本を制作し、描き方を指導する人のこと。年1回、全国のバリスタの中からコンテストで16エリアから各1名が選ばれる。初となるこの取り組みにGAHAKUたちはどのような気持ちで臨んだのか、その想いを聞いた。

手作りのポスターに込められた16通りの思いとは

「Our HarvestTable」で登場する新商品の一つ、「マローネ カシス フラペチーノ(R)」(9月1日発売)は、4人のコーヒーアンバサダー(各リージョンのバリスタの頂点)が協力して考案した秋色のフラペチーノ(R)。秋の味覚・栗をベースに、カシスが良いアクセントになっている。このフラペチーノ(R)のポスターのメニュー名と、その上をにぎわすイラストが、各エリアのGAHAKUが手掛けたもの。栗やカシス、紅葉などのチョークアートが施され、温かみのある印象的なポスターは、“アートの秋”ならではだ。

GAHAKUは258名の応募者の中から選ばれし16名で、チョークアートにかける熱意、テクニックは別格。スターバックスらしさを大切にしながらアートに商品やお客への想いを込めている。今回のポスターのアートに込められた想いを、制作風景と共にお届けする。

東東京・北海道エリア/SAKIE今さん


「小さなころから絵にかかわる仕事に就くのが夢だったので、このような形で携われる幸せを描くたびにかみしめています。いちばん力を入れた栗のモチーフは、紅葉の中で栗拾いをするイメージで、赤・黄・緑を使いながら仕上げました。秋らしい色合いと艶やかな栗とカシスで、見る人においしさを届けられたらうれしいです」

東北エリア/Micaさん

「入社当初に先輩パートナーのオファリングボードに感動してあこがれ、今日まで描き続けています。今回は、配色がシンプルでも“楽しさ”や“ワクワク”が伝わるデザインを考えました。アートを見てくださる方がフラペチーノ(R)の味を想像しやすいように、栗やカシスはわかりやすさを意識して、生き生きと描きました」

北関東・新潟エリアSachikoさん

「オファリングボードを通してお客様やパートナーとつながれる瞬間が何より幸せです。今回は濃厚なこっくりとした栗をイメージして、厚塗りで温かみのある油絵のように仕上げました。所々に見え隠れするブルーは、味のアクセントにもなっている“カシスソース”をイメージ。いがぐりのモチーフに全色のペンを混ぜて使い、深みと調和を出したのもポイントです」

東関東エリア/Aoiさん

「上手に描くだけではなく、“おいしそう”“ひと目でどんな商品か分かる”“スターバックスらしさ”を一枚のキャンバスにしっかりと想いを込めてオファリングボードを描いています。食欲が湧く黄や赤などの暖色をベースに、紅葉は水彩のようなタッチで柔らかな印象に。栗はペンの質感をそのまま活かして勢いを出し、あえてイラストらしさを残しています。カシスは色味に温かさを残し、水滴やツヤ表現でフレッシュさも表現しました」

南東京エリア/Rumiko.Kさん

「GAHAKUに選ばれたからには、お客様に貴重な時間を楽しんでいただきたいと思いながら描いています。秋あふれる艶やかな栗やスグリ、色とりどりの紅葉を細やかに鮮やかに描きました」

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