今回お邪魔したのは月島にあるその名も月島温泉。もんじゃ焼き店がひしめき合う、通称“もんじゃストリート”の中心にある銭湯です。
40年以上前からここで営業していて、場所柄、築地市場の仕事帰りに来るお客さんが多いため、11時オープンという銭湯にしては早い開店にしてるんだって。最近はもんじゃとセットで楽しむ観光の方も多いそう。町の変化と共にお客さんも変わっていくんですね。ちなみに月島温泉と言っても温泉ではなく「温泉気分で楽しんでほしい」ということからこの名前にしたんだって。
また、お湯には並々ならぬこだわりがあり、お水はすべて軟水を使用。「肌がすべすべになって化粧のノリも良くなる」とは奥さんの弁。併設のコインランドリーの水ももちろん軟水で、洗剤は少なめでOKというから驚きです。フロントには奥さんが休みなく立っており、先日、女子プロのアジャコングさんが来店した時、間違えて男湯に通しちゃったそう。そのあと慌てて出てきたんだとか。そんな、下町ののんびりした感じいっぱいの銭湯に5つ星差し上げます。【東京ウォーカー12/2発売号に掲載】