コスプレや声援OKという応援上映スタイルで人気の「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の最新作「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」が、6月10日(土)より全国公開される。それに先がけ5月20日、梅田ブルク7(大阪府大阪市)で試写会と舞台挨拶が開催され、香賀美タイガ役の畠中祐と、十王院カケル役の八代拓がサプライズで登場!舞台挨拶とインタビューの様子をレポートする!
同作は2016年公開劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の最新作。「Over The Rainbow(オーバ・ザ・レインボー)」に憧れ、エーデルローズに続々と新入生が入学するも、敵対するシュワルツローズがエーデルローズを解散の危機へと追い込み、波乱の中開幕した「プリズムキングカップ」で、キング・オブ・プリズムの王冠は誰の頭上に輝くのか、というストーリー。
笑いの絶えない、畠中祐・八代拓インタビュー
――今回の新作で、こんな風に応援して欲しいと思うシーンがあれば教えてください
八代拓(以下 八代):十王院財閥の会議中にカケルが難しそうな、こんな感じでいいのかなという顔をしている時があるんですけど、その時にみんなに「笑ってー」って(笑)
畠中祐(以下 畠中):あの緊張感のあるシーンの中で?(笑)
八代:あのシーンで(笑) 常務がよくわからないことを言っている中で「笑ってー」とか「頑張ってー」とか、あそこの一男(かずお)を応援してほしい(笑)
――カケルでなくて、(本名の)一男でいいんですか?
八代・畠中:あそこは「一男」で応援してほしいですね!
畠中:あと、あそこで掲げられている「ゆりかごから墓場まで」をみんなで読んでほしくないですか?あれがでた瞬間に!
八代:あー、言ってほしいですね!
畠中:あのシーンとした空間を貫いて
八代:女性も男性も、思いっきり低い声出してほしい。全員で(笑)
畠中:見たい!見たいかも!
八代:あそこだけはみんな、1日で一番低い声で!(笑)
畠中:俺は、頼まなくてもきっとエリートの皆様が完璧な掛け声をかけてくださると思うので、とあるシーンで泣きながら「りんごとはちみつ」と言ってほしいですね。あの時のミナトの(セリフの)ト書きに「笑いながら心で泣いている」って書いてあって、本編を見て「あーこういうことだったんだ」と思ったんで。ミナトは心で泣いているから、みんなもぜひとも同じように笑いながら心で泣いて言ってもらいたいです。一緒に熱い涙を流してほしい。
――この記事を読んで2回目、3回目に見る時に、この応援がどんどん増えていけばいいですね
八代:いやー、やってくれるんじゃないかな?
畠中:エリートの皆さんは僕らが指摘しなくても、完璧に盛り上げてくれますよ!
八代:こっちが言わなくても絶対に面白い、そしてすごい応援がなんか出来上がっていく気がする!前作がそうだったから、純粋に楽しみにしてます
――タイガは前作では、憧れのカヅキ先輩に対してツンデレな感じでした。今作は少し違う印象でしたが?
畠中:前作は、カヅキ先輩は憧れてきた人だし、その背中を追ってきて見た姿と、自分の理想とのギャップに苛立ちがぶつかっていった部分もあったと思うんですよ。今回の話はカヅキ先輩が決意を新たに男になっていくのが見られ、そういう背中を追って行っただけだと思います。オバレ(Over The Rainbow)として、また3人でプリズムショーやってもらう為に、自分ができることが何なのか、その責任にしっかり向き合って、誠実に鍛え上げていったキングカップだと思うし、そういうことでタイガの素直なところ、一本気な所が出たなと思います
――今作でカケルは、ビジネスマンとして陰で活躍しながら、タイガを助けたり応援しているようでした。
八代:すごくいい関係だなって僕は見ていたんですけど、十王院財閥っていうカケルにとっては、大事な場所でもありつつ、息苦しい場所でもある所に対して、エーデルローズという自分の意志で楽しく生きられる場所を見つけた。その中でもタイガって生き物は、本当に素直で純粋で。幼いころから大人の色々な部分を見ているカケルの目には、タイガが本当に素直でかわいくてキラキラして見えて、でも熱いものを持っているから、そういう意味ではリスペクトもあって、要約するともう大好きだなーって。じゃなきゃこういうことしてあげないよなって。でもタイガは素直だけど、でるものは素直じゃなかったりするから嫌がるんですけど、そういう反応もカケルはわかるから、やっぱりかわいい。客観的にみて面白いなって思うし、いい関係だなって思います
――ファンの皆さんに、一言ずつお願いします
八代:本当に1秒目から69分までずっと見所ばっかりなんですよ。それくらいもうぐっと詰め込んでいるんです。その中を通してヒロっていう人物に注目して、色んなヒロの感情を一緒に感じて、色んな感情にお客様もなってほしいな。そこが見所かなって思うんで。祐が言っていたシーンもそうだし、コウジとの掛け合いの所もそうだし、まずはやっぱりヒロを注目してほしいです。あとエデロ(エーデルローズ)生としては、また新たな一面が各キャラクターに用意されて、それぞれ注目してほしいポイントがあるので、感じながら見て頂けたら嬉しいです。何より新作という場を作って下さった皆さんに感謝したいですし、ぜひ見て頂きたいと思います
畠中:なによりも早く応援上映に一緒に参加したいです!個人的な話をすると、前作は友達と応援上映に行ったんですけど、友達に言われるまま結構でかい声で歌も歌って、セリフも言ったんですけど誰にも気づかれなかった!スクリーン前もぶっちゃけ通ったのに、だれにも気づかれなかった!本作も応援上映に参加して、思いっきり劇場内でタイガ演じようかと思います(笑)
八代:見かけた皆様、絶対に反応しないでください(笑)
畠中:もうぶっちゃけ、畠中がいるいないどうでもいいわってくらい熱い内容なんですよ!多分見終わった後、畠中が前通ったとしても、ヒロ様ヒロ様ってなってもらいたい物語でもあるので、僕と一緒に熱くなってください!ぜひぜひこの作品一緒に盛り上げてくださるとうれしいです。ありがとうございます
八代:てか、スクリーン前通んないでくれる?(笑)
畠中:ごめんなさい。いやもうほんと超出たがりなの、でも全然気づかれない(笑)
八代:あーそうなんだ?
畠中:ぶっちゃけ、友達の方がぜんぜん気づかれたよ。しかもキンプリコラボカフェに(西園寺レオ役)の永塚(拓馬)さんと行って、永塚さんと写真撮りたいって人にカメラ渡されて撮ったよ。でもその人、タイガのリストバンドしてた…
畠中・八代:(笑)
畠中:俺だからステルス機能がついてる。すごい!俺のステルス機能
八代:えー、そこまで?すごい
畠中:自分でもびっくりするくらい。あとね「永塚さんと石崎さんですか?」って聞かれた。
八代:誰?石崎?
畠中:いや誰?石崎って?石崎ですって答えて(笑)
八代:お前、石崎になったの?
畠中:俺、石崎になった
八代:言えばよかったじゃん
畠中:なんか、そこははずかしい
八代:なんで出たがりなのに、そこははずかしいの?わかんない(笑)
畠中:だからこの作品一緒に映画館行きましょう!
八代:一緒にいこうよ。俺も、もう無よ、無
畠中:絶対バレるよ
八代:無、何にもない(笑)
畠中:じゃあ一緒に行きましょう。大江戸温泉に行きますか?今コラボやってるんですよ。タイガや一男の等身大パネルの前に行って、がっつりセリフをしゃべってみる
八代:はずかしすぎるよ
畠中:絶対気づかれないから大丈夫。似てんなーで終わるから
八代:マジで?
畠中:出来ますよ。どの作品でもやってます。どの作品でもやって一回もばれないから(笑)スクリーンの前で、2、3回行ったり来たりしたもんな、ポップコーンもって
八代:どうされたいの?あ、タイガ役の畠中祐さんじゃないですか?
畠中:あ、いや!(と言いながら今はダメなので、とジェスチャーする)これがやりたい!
畠中・八代:(爆笑)
八代:お前、結局見つかった挙句、それ?
畠中:そう!「今は~」って、これがやりたい!これ1回やってみたい
畠中・八代:(爆笑)
八代:こんなに出たがりなのに、見つかったらそれなの?(笑)
畠中:じゃあ劇場公開したら行きましょう!先に気づかれた方が勝ち(笑)
八代:それで気づかれなかったらショックだぜー(笑)
――反応が楽しみですね!笑いが絶えないインタビューでした。
大阪府とのコラボも!舞台挨拶にもずやん登場!
試写会上映後に登場した畠中と八代に、ファンは大きな声援と拍手で迎え「皆さん、わんばんこー」と自身のキャラのセリフで挨拶する八代に対して、会場全員で「わんばんこー」と答え舞台挨拶はスタートした。
司会に今の率直な気持ちを聞かれ、畠中は「早く演じたかったし、この映画にもう1回出会いたかったという思いが強かったので、感慨深いです。皆さんに感謝の気持ちを届けたいという気持ちがありました」と答え、「今、祐君が言ったように皆さんが応援してくれて、十王院カケルを演じさせて頂くことができて、幸せなことだなと思います」と八代もファンに感謝を述べた。
印象的なエピソードを聞かれ「台本を見てこれはタイガ活躍するぞとわかって、朝『祐、おはよう』って言ったら、もうギラギラしてて(笑)」という八代に、畠中は「してた?」と問うと「してたよー。今日バトルぞー俺!って隠しきれてなかったよ」という八代に会場は笑いに包まれた。「ネタバレになるんですけど、すごくガタイのいい方をぶっ倒すっていう気合と、先輩の為にもと、背負っているものが大きいところもあったし、それくらいの気合で挑まないといけないなと」畠中。
自身とキャラクターの似ている点を聞かれると「結構客観的に物事を見ていたり、裏に回って自分の大好きな空間を守るために働きかけたりとか、そういう部分の感情がすごくわかるところがあって、似てるなと思います」と八代。
一方畠中は「彼、頑固なんですよ。自分の芯を持っているということは、すごく頑固ということ。それが良い意味でも悪い意味でも、面倒くさい奴なんです。そういうところが似てるかなって思うから、彼のもどかしい思いであったりとか、あふれでてくる思いはわかるかなって思います」と答えた。
ここで大阪府広報担当副知事のゆるキャラ「もずやん」が、キング・オブ・プリズムとのタイアップポスターを持って登場し、大阪府とタイアップが決定していることが発表された。大阪府と大阪府教育委員会の推進する府民運動「こころの再生」で、生命(いのち)を大切にする、思いやる、感謝する、努力する、ルールやマナーを守る、を実践すること呼びかけ、同作を通して大阪の子供たちに感じて欲しいというもの。「生命(いのち)を大切にする」には「結構命を懸けた物語ですよ?」という畠中の言葉に笑いが起きたり、「キング・オブ・プリズムを通じてってところが非常にうれしいとともに、驚きは隠せませんよね」という八代に「教育委員会がキング・オブ・プリズムに?」という畠中の二人に、終始笑いが絶えなかった。
最後に「本当に待ちに待った映画で、内容も前作以上に濃い内容になっているんじゃないかと思います。今作もぜひ一緒になってキンプリ応援して頂ければ幸いです。キンプリいいぞ!ってまた言って頂けるように、僕らも全力でキンプリと向き合って頑張っていきますので、これからもどうぞ応援よろしくお願いします」という畠中と、「本当に純粋に面白くて、熱量、パワーのある作品だなと感じましたので、皆さんが見て何かを感じたら、前作と同じようにパワー、熱量、きらめきを広めて頂き、僕たちも広めていけるようこれからも頑張ります。皆さんと応援上映という形でキング・オブ・プリズムがもっと大きくなって行けることを願っております。どうぞこれからもよろしくお願いします」という八代の挨拶で締めくくった。
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千束