秋スタート連続テレビ小説「わろてんか」ヒロインがあでやかな着物姿でお目見え

関西ウォーカー

5月25日、京都市右京区の松竹撮影所でNHKの平成29年度後期連続テレビ小説「わろてんか」の取材会が行われた。

「わろてんか」の撮影は5月19日にクランクインし、東寺や上賀茂神社、滋賀県甲賀市の油日神社などでロケを行った後、同撮影所で撮影に入っている。

今回はヒロインが娘時代を過ごす京都の町並みのオープンセットでヒロイン・てん役の葵わかなと、てんの夫・北村藤吉役の松坂桃李が劇中衣装で報道陣の前に登場した。

葵は赤地に色とりどりの花や紅葉の柄が散らされたあでやかな和服姿。対する松坂はつぎの当たった粗末な衣装で登場した。これは大阪の老舗米問屋「北村屋」の長男にもかかわらず、旅芸人の一座に入っているという役柄に合わせたものだ。

クランクイン後1週間の感想を尋ねられた葵は「普段、髪はショートですが、今回は髪を長くして、衣装もこんなに豪華なので、とても気に入って気分も上がっています。(撮影が)始まったんだなぁ、と実感してます」と笑顔をほころばせる。

松坂は、衣装について尋ねられ「僕は青がベース。そしてどこかに鳥を取り入れています。その理由はおいおいわかります」と、この先のストーリーが気になる回答。

後藤高久チーフプロデューサーは葵について「監督とマンツーマンでいろいろな表情の練習をしている。クランクイン1週間だが、どんどんヒロインらしくなってきた」とその成長ぶりを披露した。

撮影は来週以降NHK大阪放送局で行われ、10月2日(月)から放送が開始される。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】

鳴川和代

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