「赤い頭巾を被った少女の話」視点を変えて描くと復讐!?情景描写と語り口で煽る「斬新!」「面白い」と注目が集まる

2022年9月22日 09:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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お腹を開かれ、そこに砂や石を詰め込んだ無残な殺され方だった画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)

童話「赤ずきん」の視点を変えて描いた森本大百科(@mdaihyakka)さんの「復讐」をお届けしよう。赤ずきんは、森の奥に一人暮らしている祖母に荷物を届ける。しかし、祖母は狼に食べられてしまっていて、次に赤ずきんを狙う狼。祖母の格好に化けて赤ずきんをも食べてしまう。その後、現れた猟師によって狼は殺され、狼のお腹に入った祖母と赤ずきんは救出されるという物語だ。


視点を変えただけで恐怖が増す!?

ある山奥の小屋に住む一家。しかし、生まれた時からパパはいない画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)

とある山奥の小屋で子供たちの話す声が聞こえる。「僕たちにパパがいたって本当?」子供たちはパパを知らずに育った。

そしてパパのこと語り始める画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)


「本当よ」「パパは殺されたの」子供たちが生まれる前に殺されてしまったと伝える母親。その死に様は、とてもひどく残忍だった。遺体を発見した母は、その光景が忘れられず今も目に焼き付いているようだ。

お腹を開かれ、そこに砂や石を詰め込まれ、とてもひどい殺され方だった画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)

そこに1人の少女が現れる。赤い頭巾を被った女の子だ。彼女は山奥に住む祖母に荷物を届けている。あの子が父親を殺した犯人だ。そう、狼の母親は言った。いつか復讐するつもりで、彼女が現れるのを待っていたと。

その原因となった少女が山を登ってきた画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)

赤ずきんをモチーフにした短編作品だが、「切り口を変えるとこうなるのか」とラストの落とし方に納得させられる人の声が届く。また、風景描写が多く語り口のみで進むため、最後まで読まなければ童話ベースであることに気づかないプロットなのも面白い。

大阪よしもとの奇才!コメディと恐怖は表裏一体!?

森本大百科さんは、大阪よしもとで活動中のピン芸人。ニコニコ生放送にて「 入ってはいけない研究室 」やYouTubeで「 ちゃうねん、コントやねん 」を配信している。また、漫画「カバチタレ!」東風孝広先生のアシスタント経験もあり、お笑い芸人にとどまらず漫画執筆も活躍中!

視点を変えると見方が変わるという話は、ウォーカープラスでも大反響を呼んだ献花問題を描いた「価値観」という作品にも通じる。


また、宅配業者の不在配達の恐怖を描いた「留守番電話」やネットの誹謗中傷をリアルに描いた「炎上」など、背筋がゾクリとするラストが多く、人間の心理を逆手に取ったサイコなストーリーを展開を得意としている。


画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)

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