韓国で開催されているサッカーのU-20ワールドカップの、グループリーグ最終節が27日に行われた。
5大会ぶり9回目の出場となっているU-20日本代表は、U-20イタリア代表と対戦。2-2で引き分けて、決勝トーナメント進出を決めた。
グループDで1勝1敗の日本は、同じく1勝1敗のイタリアに、7分までに2点を奪われる苦しい立ち上がりとなった。しかし、22分に堂安律が左サイドの遠藤渓太からのクロスボールを、左足で合わせてゴールに流し込み、1点差に詰め寄る。
後半に入ると、50分に再び堂安が得点。敵陣中央でボールを受けると、細かいボールタッチで、相手の4選手の間をするすると抜け出し、最後は左足でシュートを流し込んだ。
追いついた日本は、勝ち越し点までは奪えず、タイムアップを迎えた。グループDは2勝1分けのU-20ウルグアイ代表が首位、イタリアが日本を得失点差で上回り2位となった。
日本は3位となったが、各グループ3位の成績上位4チームという条件を満たしたため、前回出場した2007年大会以来となる10年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。【ウォーカープラス編集部/コタニ】
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