今しか見られない幻の橋を目撃! 東京発、1泊2日北海道旅

東京ウォーカー

来年、この光景を見ることはできないかもしれない……そんな景色が北海道にはあります。それは、北海道遺産で、幻の橋ともいわれる「タウシュベツ橋梁」。東京から帯広へ飛び、レア絶景を見たら、十勝の大自然にグルメ、温泉を思う存分満喫する。そんな1泊2日、冒険&満腹の北海道旅はいかがです?

1日目7:15発AIRDO61便で 羽田空港からとかち帯広空港へ


1日目は早めにスタート。羽田から帯広までは1時間35分ほどで、8:50には到着です。帯広空港に着いたらまず、空港のそばでレンタカーを借りましょう。目指すは「タウシュベツ橋梁」。北海道冒険旅行の始まりです!

空港からタウシュベツ橋梁までは2時間ほど。空港そばには、有名な「幸福駅」があったり、美肌の湯として知られるモール温泉の十勝川温泉など、立ち寄りどころがいっぱい。チーズ工房に行ったりするのもいいですね。北海道らしい緑豊かな道を楽しみましょう。

1日目13:00 タウシュベツ橋梁でレア絶景に出会う


北海道の幻の橋・タウシュベツ橋梁。水面に映る姿も美しく……


糠平湖の底に沈んだ旧国鉄士幌線にかかっていた橋で、数ある橋梁のなかでも特に有名タウシュベツ橋梁。糠平湖の水位の変動により見え隠れする「幻の橋」なんです! 例年、6月頃から沈み始め10月頃には完全に水没し、再び現れるのは1月頃です。水に映るタウシュベツ橋梁は、水位によってはきれいな円い形になることもあります。まわりには大自然が広がり絶景です!

タウシュベツ橋梁の水が引いたときの全貌。すこしずつ崩落が始まっている……


実は自然災害などが原因で崩壊寸前とも言われているんです。まさに‟今”しか見られない絶景なのかも……! 橋の近くに行く林道は交通規制されているので、ひがし大雪自然ガイドセンターのツアーに参加するのがおすすめですよ。(2017年は9:00~11:30、14:00~16:30で開催)

アーチ橋梁群・ひがし大雪自然ガイドセンター ■住所:上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内 ■電話01564・4・2261 ■時間:9:00~18:00 ■休み:なし

絶景のあとは、糠平湖沿いを車で移動。10分ほどで温泉に到着します。旧士幌線沿いに他にもある橋梁を訪れるのも、ドライブ途中に上士幌駅鉄道資料館を見学するのもいいですね。

1日目17:00 源泉かけ流しの湯に癒される


源泉かけ流しの温泉でゆったりできるぬかびら温泉郷。写真は中村屋。


ぬかびら源泉郷は「源泉かけ流し宣言」をしている温泉地。お肌がつるつるになると評判の泉質です。中村屋は店主が自ら改築を手掛ける個性豊かなぬくもりのある部屋や温泉施設、化学調味料を使わないヘルシーな食事などで、ぬかびら源泉郷のなかでも高い人気の宿。露天風呂は夜間の照明が消せるようになっていて満点の星空を眺めることもできますよ。昼と夜で違った雰囲気の露天風呂を堪能してくださいね。

中村屋の外観。手づくりの大きな暖簾が目印


季節ごとのモチーフを表現した、手づくりの大きな暖簾とレトロなインテリアが並ぶロビーが訪れる人を出迎えてくれますよ。

ぬかびら温泉郷 中村屋 ■住所:上士幌町ぬかびら源泉郷南区25 ■電話:01564・4・2311 ■時間:7:30~10:00、14:00~20:00 ■休み:不定 ■料金:日帰り入浴500

2日目10:30 日本一の広さを誇る牧場で北海道を体感


どこまでも続く草原……ナイタイ高原牧場からは雄大な景色が望める


北海道のイメージといえば「広大な牧場」「牛」ですよね? それを存分に満喫できるのがナイタイ高原です! 糠平湖からだと、車で1時間ほど。日本で一番の広さを誇る公共牧場で牧場内でのんびりと草を食む牛たちを見ることができますよ。牧場内は歩くと、どこまでも牛と原っぱ! 丘を越えると、また牛と原っぱ! デカイ! またレストハウスからの眺望も絶景で、晴れた日は遥か遠くの雌阿寒岳が望めるかも。

ナイタイ高原牧場でソフトクリームを食べるのもいい


もちろん美味しいソフトクリームもありますよ~十勝の雄大な自然の景色と、牧場内でくつろぐ牛たちの牧歌的な風景をたっぷり味わおう!

ナイタイ高原牧場・ナイタイ高原牧場レストハウス ■住所:上士幌町上音更85-2 ■電話:090・3398・5049 ■営業時間:10:00~17:00、10月は~16:00 ■休み:期間中はなし(4月末~10月、天候により休みあり) ■席数:29席(禁煙)

さて、ここからは帯広市内まで1時間ほどのドライブです。お昼ご飯は、帯広名物をいただきます!

2日目12:30 十勝のソウルフード・豚丼を食べる!


元祖豚丼の店・ぱんちょう。帯広のソウルフードだ


「ぱんちょう」は、十勝名物で帯広のソウルフードでもある豚丼を生み出した元祖豚丼店。初代店主・阿部秀司さんが編み出した秘伝の味を、1933(昭和8)年の創業以来変わらずに現在まで守り続けているんです。おすすめはもちろん「豚丼(写真は梅)」(1100円)! 肉が6枚載った一番人気のメニュー。グレードは全4種類で、肉の枚数によって価格が変わります。

ぱんちょうの外観。帯広の駅前にある


帯広駅前にある、こぢんまりとしたつくりの店内は気軽に入れて、親切な接客にホッとさせられます。丼からはみ出している厚みのある肉と炭火の香りが漂う絶品の豚丼を味わいに、毎年全国各地からファンが訪れていますよ。

■住所:帯広市西1南11-19 ■電話:0155・22・1974 ■営業時間:11:00~19:00 ■休み:月曜、第1・3火曜 ■席数:34席(テーブルのみ・禁煙)

帯広周辺には、グルメどころがたくさん。名物の「中華チラシ」も食べたいし、地元民が鍋を持ってテイクアウトするという「インデアンカレー」も要チェック。豊富な食材を使ったスイーツも見逃せません。あと、パン! それからチーズも! じつはそばやワインも! 帰りの時間まで帯広を食べ尽くしてくださいね! 帯広駅から空港までは車で30分ほどで到着です。

2日目19:10発 AIRDO68便で帯広空港から東京へ


帯広1泊2日の旅はいかがでしたか? 十勝の広い自然には、遊びもグルメも温泉もオススメの場所はまだまだ沢山ありますよ。ぜひまた訪れて新しい発見をしてくださいね!

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