【漫画】毎日更新を続ける漫画家が描く、“日々の目標を守る秘訣”に「過去一ためになりました」の声
自分で立てた目標でも、スケジュール通りにこなせず〆切を守れない……、という経験は誰しも身に覚えがあるもの。ほぼ毎日のペースで新作漫画を発表する漫画家の、制作を続けるシンプルな秘訣にTwitter上で大きな反響が集まっている。

「毎日」やるなら「時間」も決めよ!シンプルな〆切厳守のコツ
『専門学校JK』や『人見知り専門家庭教師 坂もっちゃん』などの作者である漫画家のぬこー様ちゃん(
@nukosama
)さんは、自身のTwitter上で絵日記漫画をコンスタントに投稿しこちらでも人気を集めている。

一口に「毎日投稿」と言っても、ネタを考えて作画するまでの作業量は想像以上に大きいもの。それでも日々新作を描くぬこー様ちゃんさんは、読者から「毎日漫画を投稿する秘訣」について時折訊かれるのだという。
9月に投稿された「これが継続の秘訣です」はまさにその秘訣を題材に描いたエピソードで、作中でぬこー様ちゃんさんは一番大事なポイントとして「〆切を時間まで細かく設定する」ことを挙げている。

たとえばぬこー様ちゃんさんのように「毎日更新」を目標にしても、その日の内の締め切り時間がなければ作業を後回しにしてしまいがちなもの。そうすると、「今日はいそがしかったし」「もう夜になっちゃったし」と、理由をつけて〆切を破ってしまうというのだ。

ぬこー様ちゃんさんはそうした人間の特性を理解した上で、「毎日18時更新」と更新時間までしっかりと設定。デッドラインが近づく16時頃にはやる気や集中力が増す“フィーバータイム”となり、日々の制作の原動力の一つになっているのだと描いている。
「夏休みの宿題」状態を活用!継続の秘訣に感銘の声

一見すると当たり前のようでいて、意外と実践し続けている人は少なそうな「時間指定の〆切」。作品の投稿には3万6000件を超えるいいねとともに、「過去一ためになりました」「夏休みの宿題が正にそれですね」と、ユーザーから感銘や共感のコメントが多く寄せられていた。
ぬこー様ちゃんさんは「ざっくり計画ではどうしても後回しにしてしまうから」と、漫画制作に自発的な〆切を持って取り組むようになったきっかけを話し、「とりあえず人間って、やる気なくてもとりかかるとやる気になるらしいので合理的だなって思いました」と実際に取り入れてからの感覚を教えてくれた。
何の準備も道具も要らず、目標以外にも日々の仕事やスケジュール管理などさまざまな場面で応用できそうなメソッド。「なんとなく手がつかない」ことがある人は一度試してみてはいかがだろうか。
取材協力:ぬこー様ちゃん(@nukosama)