"ピンヒールを履きこなす美脚のゲイインフルエンサー"として沖縄を拠点に活動している、DELIVA(デリバ)さん。スタイリスト、デザイナー、ライター、画家として活動すると同時に、Instagram(
@hilokideliva
)、TikTok(
@deliva.gaygaygay
/
@ddeliva.offigaycial
)、Twitter(
@DELIVA_G
)、YouTube(「
DELIVAちゃん寝る
」)でのインフルエンサー活動も注目を集めている。そのなかで彼の人柄や言葉に心を動かされた人々から自然と悩み相談が集まっているそう。
そんな数々のお悩みに答えるDELIVAさんの連載「ゲイインフルエンサー・DELIVAのお悩み相談室」。第14回の今回は「友達がほしいけどなかなかできない」というお悩み。人から好かれようと自分を変えるのではなく、視点を変えて考えてみれば案外うまくいくかもしれません。
お茶目なおっちょこちょいのゲイです♪
皆様こんにちは♪先日、アタシの大好きな硝子製品を扱うブランド様のタンブラーを、Amazonから購入しました♪
アタシの陳列のこだわりから、一人暮らしのくせに2脚買う主義ですので、2点購入し、ワクワクしながら到着を待っていたら、12点届きました。
なんなのよ!!?怒
と、購入履歴から注文アーカイブを確認してみれば、1pic 6点セットだと。
完全にアタシの見落としでした…。かわいいね♪♡
こんなにたくさんどうすんのよ…。
と一瞬思ったのですが、結局お気に入りのカタチだし、割れた時用のストックとして置いておけばいいし、こだわりの陳列も、偶数個なので2個も12個も大して変わらないか♪
と思い、結局ご満悦です♪♡
と、言うことで、ゲイのお茶目なおっちょこちょい売りを望んでもいないのに見させられた皆様へ、今回もお悩み相談の小節でございます♪
それでは皆様、ごゆるりとご覧くださいませ♪
20代・わかわさんのお悩み相談
DELIVAさんこんにちは。いつもTikTokなどでご活躍を拝見しています。お悩み相談の記事を拝見し、私もどうしてもご相談したいことがあり、メッセージをさせて頂きました。
私は今、某企業に勤めて5年目になるのですが、友達ができません。ずっと同じ部署にいるのですが、なかなか仲良くなれる同僚や部下、先輩が出来ず、いつもなんとなく虚しく寂しい日々を過ごしています。
学生時代からの親友なども特にいないため、休日に遊びに行く友達や、会社帰りに飲みに行けるような人もおらず、毎日実家と会社の往復のみで、休みの日は結局1人で出かけたり、たまに母と出かけたりと、冴えない毎日です。
DELIVAさんはとても友達が多いなと感じます。私も友達が欲しいです。どのようにコミュニケーションをとって友達を増やせば良いでしょうか?
DELIVAからの回答
わかわさん♪お悩みを打ち明けてくださってありがとう御座います!!
欲しいな、と思う「もの」や「こと」がなかなか手に入らなかったり恵まれなかったりすると、下まぶたと目頭がキューーッと沁みて、切なく虚しい気持ちになりますよね。
お気持ち、なんだかわかります。
「友達を増やしたい」、または「1人が嫌」な時、誰かに近くにいて欲しいのに、誰かに近くにいてもらえるほどに上手なコミュニケーションを図れなかったりすると、そんな時の小さな切なさや悔しさで、さぞ心臓と目頭がチリッとすることでしょう。
わかわさん、アタシはわかわさんに「お友達がいないこと」ではなくて、友達がいないことを「悲観してしまっている先入観」を、ちょいとくすぐってみたいと思うのです♪
お友達がいることはとても素敵です♪ でも、「お友達がいないと自己充足できない感情」は、あまり健全とは言えません。友なき日々も謳歌できる素敵なことはこの世の万象の中には白目を剥くほど数多ございます♪
斯(か)く言うアタシは、「1人謳歌」がかなり長けていると自負している一介のゲイなのですが、自身、わかわさんの仰られる通り、友達がいないと言うわけではないので、わかわさんの友を求める初動欲求に差が生じてしまっていることを理解させていただいた上で、アタシはどちらかと言うと、「1人でいる時間」を日々のルーティンの中で、割と過剰に多く担保したい派なのです。
これはアタシの現在の活動上、人に会う機会が多くなったから疲弊して、ではなく、もともとその気質だったからのようです♪
1人でフラフラと昼間っから店で酒を飲んだり家でボォーーーーッとしたり、友と会うのを二の次にしてまで自宅で干物のような日々を過ごし続け、酒と肴を喰らいネットTVを見漁りまくる人生に時間を費やしまくるのがとんでもなく安堵します♪
誕生日も誰かに祝われたいと嘱望するわけでもなく、日々と変わらず単身家で酒とネトフリと自炊、記念すべきニューイヤーも大勢でワイワイとカウントダウンを決め込むことなく、家で酒とHulu♪
深夜に茶碗洗って洗濯物を取り込んでたら年が明けてました♪笑
「キラキラした交友録を謳歌するシャイニーな日々」は、然程もございません♪笑
が、とっっ…ても充実しているのです♪♡
1人で過ごす他愛もない「ただただいつもと同じ日の繰り返し」こそが、かけがえがなくて堪りません♪♡
わかわさん、アタシも多感な時に葛藤していたとある感情があったのですが、友達がいないことがちょっぴり「恥ずかしい」とも思ったりしませんか?
例えば1人で社食にいる時、1人カフェでランチをしたりショッピングをしてる時など、1人でいることが「周囲から孤独だと思われてしまいそうな雰囲気」だと人知れず劣等感を感じてしまい、そんな自分を見られたくない、のような。
アタシは学生時代、その感情と闘っていました。「ひとりでいること」の第三者からの視線が自分に冷徹に突き刺さっていると思い込み、恥ずかしい気持ちになることがあり、「友達がいないデリバ」と思われたくなくて、無理に人の輪に入ったり、人の目の届かない場所に避難したこともあります。
それが事実か被害妄想か、どちらとしてもアタシが解消しようと画策した些細な術は、「自分に没入すること」でした♪
目の前のランチに舌鼓を打ち、持てる趣味を解放してその時間を楽しみまくりました♪周囲の視線を感じてしまう猜疑心(さいぎしん)も忘れる程に♪
そしたら、決して仲良しではなかったはずのクラスメイトや馴染みのない同級生が興味本位で寄ってきてくれました♪
人って何かに没頭している他者を見ると、そこを伏線として興味を持ち、「何にそんなに没入してるのか?」を確かめたくて不意に話しかけたくなる興味や欲求が出てきたりするものです♪そんなチャンスを増やすために、わかわさんご自身の趣味や興味に脇目も振らずに没頭してみてください♪
そしてそんな中でも、「友達がいない先入観」も、同時にちょっとずつ縮小してみませんか♪?部署内の皆様は、わかわさんを「友達とは思っていない訳ではない」かもしれません。
ただただ疎遠なだけ。「疎遠」と「拒絶」は、意味合いが全く違います♪友達という距離感に歩み寄れる程のきっかけがなかっただけです♪
無礼を承知で申し上げますが、わかわさんはこれまで友達がいなかったのです。新たに失うわけではなく、元々無かったのですから、これって、近い未来に望みがありますよね♪
わかわさん単身のライフスタイルを潤沢に楽しめる「ソロ活」を見つけては叶え、少しの勇気と小さな覚悟で、同僚に会話を投げかけてみたり、何かを手伝ってもらったり助けたり、勤務上で同僚や部下、先輩とコミュニケーションを図ることが出来るスキンシップを気構えずに「気分♪」でいつか目論んでみてください♪
人から好かれるような自分に無理に変わろうと思わず、
「自分らしく生きていたら人に好かれた♪」
ぐらいが丁度良いです♪ わかわさんを好いてくれる友の数は、多けりゃいいってもんじゃありません♪
1人で楽しく過ごすのも、家族とのデートを楽しむのも、その魅力に感動して謳歌している人達はこの世の中にはごまんといます♪ご自身の今の生活環境を悲観した時は、まずは母でありお友達でもある「お母様」との時間を楽しみ、わかわさんの「したいこと」を純粋に楽しめる時間を作り、そんな時間を楽しんでるわかわさんに、興味を抱いた人が自ずと寄ってきてくれるような環境を、わかわさんご自身が整えていってみてください♪
人って、「ドライ」かもしれないですけど、決して「冷たく」はないですよ♪
わかわさんのこれからが、ひとりでも、大勢でも、なんだか「素敵だ♪♡」と何気なく思え微笑めるような日々になりますように♪
DELIVA♪