U-20W杯で16強敗退、三好康児が明かした「個人的にすごく悔しい部分」

東京ウォーカー(全国版)

韓国で開催されているサッカーのU-20ワールドカップは、5月30日(火)に決勝トーナメント1回戦を開催。5大会ぶり9回目の出場となっているU-20日本代表は、U-20ベネズエラ代表と対戦し、延長戦の末に0-1で敗れた。

ベネズエラ戦で競り合う三好(C)六川則夫


先発出場して54分までプレーした三好康児は、試合後に「個人的には、正直何もできていないという思いがありますし、決定力の差が最後に出てしまったのかな」と振り返った。

今大会はグループリーグ最終戦のU-20イタリア代表戦を除いて、3試合に先発出場した。左サイドからチャンスをつくり出したが、無得点だったことで「結果を見ての通り、まったくもって怖さを出せていなかったと思う。そこは個人的にすごく悔しい部分」とコメント。「そこが出せなければ、前線での自分のようなタイプは何もできていないのと同じ」と、続けた。

2013年のU-17ワールドカップにも出場していた三好。当時と同じベスト16での敗退だったことで、「またベスト16で負けているので、結果を見ると決して埋まったと思っていない」と世界との差について言及。「やっぱり上には上の個の力を持っている選手がいるので、自分みたいな選手がどう良さを出してアピールしていくかは、もっと考えないといけない」と口にする。

「ここまで個の力をもっている選手との対戦は日本だけでは味わえないと思う。これで終わってしまうのは悔しいですけど、これをいい経験にしてやるべきことは多い」という言葉通り、敗戦を糧にすることが望まれる。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

コタニ

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