「新語・流行語大賞」のトップテンにも選ばれ、世相を反映する言葉になった“草食男子”。この草食男子に関する面白いデータが登場した。20〜40代に向けた調査で、恋愛に消極的な20代の草食男子は、ライトな味を好む傾向にある、という結果がでたのだ。
調査したのはキャドバリー・ジャパンと味香り戦略研究所。20〜40代の男女に向けて、味覚の嗜好性と恋愛意識の相関性についての調査を実施。各年代・男女別に恋愛積極性を聞いたほか、刺激に対する味の好みをレトルトカレーや第3のビールの購買ブランドから分析し、刺激の強い順にヘビー系・ミディアム系・ライト系の3つに分類した。
それによると、20代“恋愛消極派”の男性がライト系の味覚を好む割合は48.6%とすべての世代でもっとも高く、逆に1番ライト系の割合が低かったのは、40代“恋愛積極派”女性の34.9%。肉食女子はライト系を好まない傾向にあるのかも!?
味覚の嗜好の変化については、ビール系飲料からも味の傾向の推移が。2006年はコクがあり、味のしっかりしたものが好まれていたのに対し、“第3のビール”が多く登場した2008年には、酸味が強く、あっさり飲めるライト系の味覚が支持を集めている。
また、ガムの味覚の嗜好にも変化が。同社が「クロレッツアイス(R) ライト」の発売前に行った味覚テストによると、40代が刺激の強いガムを好むのに対し、20代は、ライトな刺激の「クロレッツアイス(R) ライト」の支持率が一番高いという結果になった。
恋愛も味もライト系を好む20代の草食男子。まだまだ謎なその実態、気になります!【東京ウォーカー】