プロレスラーの体を作る“超モリモリちゃんこ鍋”とは

横浜ウォーカー

「ちゃんこ」といえばお相撲さんのイメージが強いが、栄養バランスとボリューム感から、実はプロレスラーにも人気だという。武藤敬司率いる、“明るく、楽しく、激しく、新しい”プロレスを掲げる「全日本プロレス」には、絶品ちゃんこを作る“ちゃんこ名人”がいるのだとか。早速その全ぼうを探るべく、横浜市某所にある全日の合宿所を直撃した。

今回、全日特製「浜パワーちゃんこ」を教えてくれたのは、アジアタッグ王者の浜亮太選手。元大相撲力士の浜選手が作るだけあって、肉類は3kg以上! しかも野菜、肉、豆腐類など、栄養バランスがとれた超スタミナ鍋だ。

大きな体からは想像もつかないほど、特製ちゃんこを作る工程は繊細。まず、約3時間かけて鶏ガラスープをとり、醤油、ニンニクなどで調味。味見し、肉のアク取りも欠かさず、やっと約10人分の巨大ちゃんこが出来上がるのだ。

出来上がった「浜パワーちゃんこ」は、通常の倍以上の大きさの鍋に具がギッシリ入った、スープ炊き醤油味のちゃんこ。隠し味として、大葉を刻んで、ゴマ油、おろしニンニクを加えたペーストが入っているのだとか。これだけでなく、レシピは他にも10種類以上あるというから恐れ入る。

最後に、リング上で熱のこもった練習を終えた選手たちと一緒に食事。練習で疲れた体も「浜パワーちゃんこ」で気力・体力ともに充満した選手たちだった。

さすがに10人前のちゃんこは厳しいが、肉や野菜などたっぷり摂れるちゃんこは鍋の優等生。師走の忙しさで疲れたときには、ちゃんこ鍋でスタミナ回復してみては? 【詳細は12/1発売号の横浜ウォーカーに掲載】

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