2017年6月22日(木)、ハッカソンを題材にした特別番組「メイキン クエスト」(メ~テレ、深夜24:55)が放送される。“ハッカソン”とは、仲間と協力し、制限時間内にアイデアを形にすることを競う“超短期開発イベント”のことで、近年IT業界の技術革新の手法として注目されている。この番組では、ロールプレイングゲームを彷彿させる舞台が設定され、8つのチームが「地元の伝統工芸をハックして“人を笑顔にするような”おみやげを作りだせ!」という課題のもと、優勝を目指して競い合う。
今回、“ハッカソン”という言葉を聞くのも初めてという吉木りさや春香クリスティーン、TKOの木本武宏、野生爆弾のくっきー、ザブンクルの加藤歩、馬鹿よ貴方はの平井“ファラオ”光のほか、エンジニアとしての顔をもつタレントの池澤あやかや、プログラミングを得意とするCanCam専属モデルの梨衣名など、プロ顔負けのリケジョ(理系女子)タレントらも参加。各タレントがチームと一体となって“モノづくり”に挑戦したぞ。
各チームが作り出した“人を笑顔にすようなおみやげ”とは!?
そんな「メイキン クエスト」のハッカソンが、2017年5月に岐阜県大垣市の「ソフトピアジャパン センタービル」で行われ、各チームが作り上げた試作品が発表された。ザブンクル加藤が参加したチームは、外国人観光客をターゲットに、忍者をイメージした商品を開発。吉木りさが参加するチームは、大垣市の名産である“枡”を活用し、1人でも日本酒が楽しく飲める商品を披露。女性のみで構成されたチームに所属した春香クリスティーンは、男性には理解してもらえない女性の悩みを訴え、解決する商品を提案した。ほかにもスマートフォンを活用した商品や、実際に食べることができる商品が登場。工夫の凝らされたさまざまな目新しいアイテム並んだ。
生体反応も採点結果に反映!タレントたちのプレゼンにも熱が入る!!
今回の「メイキン クエスト」の採点方法にも、最先端技術を使った新しい試みが行われた。各商品の技術やアイデアなど専門的な視点で採点する3人の特別審査員に加え、10代から60代の世代が異なる男女10人が一般審査員として参加。一般審査員は点数の配点を直接決めるのではなく、彼らの目の動きや心拍数、表情などのバイタルデータ(生体反応)をもとに“興味度”が算出され、それが点数化し、各チームの得点となる。“モノ”の性能や特徴だけでなく、各チームのワクワクさせるような個性あふれるプレゼンテーションが行われたぞ。
タレントと技術者たちが、協力して“モノづくり”をする番組融合型ハッカソン「メイキン クエスト」。バラエティとしてだけでなく、新しい“モノ”が生まれるドキュメンタリー番組としても楽しめそうだ!【東海ウォーカー/淺野倫孝】
淺野倫孝