日本初の保育施設向け紙おむつのサブスクサービス「手ぶら登園」を展開するBABY JOB。同社は、おむつの持ち帰り問題解決に向けた厚生労働省・自治体の最新動向の説明および、同サービスが開始から3年で“47都道府県の保育施設での導入”を達成したことを記念し、11月22日「いい夫婦の日」にPRイベントを開催。
会場には、『いい夫婦の日』にぴったりなゲストとしてプロジェクトに協力してきた辻希美、杉浦太陽夫妻も駆けつけ、記念セレモニー&トークセッションを行った。
こちらの「手ぶら登園」は“保育施設で紙おむつが使い放題になる”という日本初のサブスク。保護者にとっては、毎朝、紙おむつに名前を書いて持参する手間が省け、保育士にとってもおむつの個別管理の必要がなくなるという、双方にとって非常に便利なサービスとなっている。
そんな「手ぶら登園」や、今年6月に公開された保育施設探しサイト「えんさがそっ♪」の説明がされた後、ステージ上にはくす玉が登場。辻、杉浦、BABY JOB代表取締役社長・上野公嗣氏によってくす玉を割るセレモニーが行われ、会場は拍手に包まれた。
続いて行われたトークセッションでは、辻と杉浦に「47都道府県で『手ぶら登園』が導入・支持された理由は何だと思われますか?」という質問が投げかけられ、ふたりはそれぞれ「ゆとり」「新時代」と回答。その理由として、辻は「子供の登園前の時間帯はめちゃくちゃ忙しいので、ここでほんの数分でもゆとりがもてるのは、ママたちにとってものすごくありがたいことなんです。ということで、“ゆとり”にしました」とコメント。
一方の杉浦は「食欲、睡眠欲、排泄欲が子供にとっての三大欲求なんですけど、食欲、睡眠欲と比べると、排泄欲のケアはまだまだ行き届いていなくて…。それをサブスクで補えるというのは画期的なことなので、子育てもいよいよ“新時代”に突入したな…と思い、こちらにしてみました」といった意見を聞かせてくれた。
こうしたトークに続き、ステージ上では「朝の忙しい時間帯に、おむつに名前を書くのは大変」であることをより多くの人に知ってもらうため、“おむつの名前書きチャレンジ”も実施。「いい夫婦の日」にちなみ、22秒間で辻と杉浦が11枚(計22枚)のおむつに名前を書き込む…といった内容で、ふたりとも意気込み十分で取り組んだものの、残念ながらチャレンジは失敗となってしまった。
そうして挑戦企画が一段落すると、杉浦・辻夫妻の結婚15周年にまつわるトークのコーナーに突入。
15年間で大きく変わったことや、ふたりの間で設けているルール、15年前の自分に声をかけるとしたら?…といった、さまざまなトークテーマで盛り上がるなか、最後に聞かれた「理想のデートプランは?」という質問に対し、辻は「手つなぎデート」、杉浦は「日本一周」と回答。
その理由について、辻は「今でもよく腕は組むけど、ちゃんと手を繋いで歩いたことってほとんどないので、手つなぎデートをしてみたいです。手を繋いで仲よくされているおじいちゃん、おばあちゃんを見かけるたびに“かわいいな~”と思っていたので、ふたりで手を繋いで、いろんなところに行ってみたいですね」とコメント。
これを受けて杉浦は「だったらふたりの意見を併せて、手を繋いで日本一周する…というのもいいかもしれないですね。仕事で日本全国を飛び回っているので、いろんな名所を知ってはいるんですけど、そこに家族旅行で出かけると、毎回“(すでにその場所を知っているので)リアクションが薄い”と怒られるんですよ。なので、ふたりで手を繋ぎながら、今まで行ったことのないところを巡る日本一周旅行をしてみたいですね」と話し、会場を沸かせた。
そして最後にふたりから、「手ぶら登園」をはじめ、BABY JOBが展開するさまざまな事業を応援するメッセージが語られ、イベントは終了した。
取材・文=ソムタム田井