「ところざわさくらタウン」(埼玉県所沢市)で2022年春に開催され大好評を博した、森薫氏による人気漫画「乙嫁語り」の原画展『大乙嫁語り展(だいおとよめがたりてん)』の巡回展が、2022年12月26日(月)まで、京都にて開催中。2023年1月14日(土)〜3月26日(日)には秋田への巡回も決定している。
その数、100点超!迫力の生原画にまた会える
人気漫画家・森薫氏が2008年より連載開始した「乙嫁語り」は、19世紀半ばの中央アジアを舞台とした物語。イギリス人旅行者・スミスが各地で出会った“乙嫁”(美しいお嫁さん)たち、そして中央アジアの文化や生活がいきいきと描き出され、幅広い層の支持を受けている。
魅力的なキャラクターやストーリーはもちろん、緻密に描き込まれた美麗な作画も見もので、2022年春にところざわサクラタウンで開催された「乙嫁語り」初の大型原画展『大乙嫁語り展』には、100点を超える迫力の生原画を目当てに、連日大勢のファンが訪れた。
今回の巡回展は、「他の地域でも開催してほしい」「また見に行きたい」といった要望の声に応えて開催が決定したもの。2022年12月26日(月)までは「京都国際マンガミュージアム」で、2023年1月14日(土)から3月26日(日)には「横手市増田まんが美術館」で、それぞれ開催される。京都・秋田両展示会では、ところざわサクラタウンで完売となっていた限定グッズ付き入場券が復活!また、企画展記念グッズも一部再販されるぞ。
京都国際マンガミュージアム『大乙嫁語り展』概要
会期:2022年9月17日~12月26日(月)10時30分~17時30分(最終入館17時)
休館日:毎週(火)(水)
会場:京都国際マンガミュージアム 2階ギャラリー1、2、3(京都府京都市中京区烏丸通御池上ル)
主催:京都国際マンガミュージアム/京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会
企画制作・協力:株式会社KADOKAWA
横手市増田まんが美術館『大乙嫁語り展』概要
会期:2023年1月14日(土)~3月26日(日)10時~18時(最終入館17時30分)
※会期中の休館日は2023年1月17日(火)、2月21日(火)、3月22日(水)
会場:横手市増田まんが美術館 特別展示室(秋田県横手市増田町増田字新町285)
主催:横手市増田まんが美術館/(一財)横手市増田まんが美術財団
企画制作・協力:株式会社KADOKAWA
※チケット料金、購入方法などについては、各施設が発表する公式情報を要確認
※展示内容は変更の場合あり
限定グッズ付き入場券 特典グッズについて
通常入場券のほか、限定グッズ付き入場券も販売される。
・フラットポーチと缶バッジ2個
(缶バッジは2個セット5種ランダム)
[京都会場]さらにネームリーフレット1枚(図柄は日替わり)が付属
漫画家・森薫氏によるコメント
「乙嫁語り」の巡回展が開催されることになり、嬉しく思っています。
漫画の原稿というものはあまり人目に触れることはありませんが、
作者が色々な思いを込めて、日々直接に向き合っているものです。
もしかしたら印刷された漫画とはまた違った印象を持たれるかもしれません。
漫画の原稿用紙に線を描いてページを埋めていくというのは
それなりに大変な作業です。しかし、とても楽しい事でもあります。
紙にペンとインクで線を描く楽しさというものを感じて頂ければ嬉しいです。
森 薫