FIA(国際自動車連盟)は、ドリフトの世界統一レギュレーションを設定し、ドリフト世界大会「FIA インターコンチネンタル ドリフティング カップ」を9月30日(土)・10月1日(日)に東京・お台場で開催する。
1980年代に日本の峠で始まり今や世界中の若者を熱狂させるドリフト。世界大会開催にあたりプロモーターを公募し、D1グランプリを運営しているサンプロスを指名。日本で生まれたドリフト文化は「FIA インターコンチネンタル ドリフティング カップ」を経て世界に向けて発信されることとなる。
FIA会長のジャン・トッド氏は「ドリフト競技はFIAが新たに始めるとても重要なカテゴリーです。モータースポーツを世界中で発展させるにあたってドリフトは多くの若者にむけて素晴らしいアピールとなり、今後更に大きなカテゴリーに成長することが期待されます。『FIA インターコンチネンタル ドリフティング カップ』を始める目的は、このモータースポーツを初心者からプロフェッショナルまでグローバルに展開させ続ける統一された新たな基準を築き上げることです」とコメントしている。
大会の参加ドライバーや観戦に関しての情報は順次発表される予定。モータースポーツ・ドリフトはじめての世界大会がこの秋、東京で繰り広げられる。【ウォーカープラス編集部/国分洋平】
国分洋平