テレビアニメでおなじみの「はなかっぱ」だけど、実は絵本がルーツって知ってた?2006年に発売された絵本に始まり、「はなかっぱおともだちえほんシリーズ」、そしてテレビアニメ・アニメ映画化と展開を拡げながら、たくさんのシリーズ作品が世に送り出されてきた。KADOKAWA児童書ポータルサイト「ヨメルバ」では、コミック版「はなかっぱとももかっぱ」、スピンオフ的な「はなかっぱスペシャル アゲルちゃんとモンシロー」も公開されている。
テレビアニメや映画、そしてコミックと、さまざまなメディアで発表されている「はなかっぱ」だが、その入門編として押さえておきたいのは、やはり第1作目の絵本「はなかっぱ」だ。作者は、保育園や幼稚園でも定番の絵本「へんしんトンネル」ほか、人気作品を多数手掛けているあきやまただしさん。絵本作家になる前は漫画家になりたかったそうで、読者を楽しませることへのこだわりが人一倍強いんだとか!
「はなかっぱ」の原作絵本は、勢いのあるりんかく線がまるで子供が描いたようにのびのびと無邪気。それでいて、確かな画力でグイグイと読む者を惹きつけていく。登場人物の掛け合いも楽しく、読み聞かせにもうってつけ。そして何より、“頭に花が咲くかっぱ”という謎の生き物が、好奇心旺盛な子供のハートをガッチリとつかんで離さない……!
アニメ化されていると「テレビで観れば十分」と思われがちだけど、原作を読んでみたらアニメ化に至った理由がよ〜くわかるはず。子供の食いつきが強めな「はなかっぱ」原作絵本、一度手にとってみてはいかが?
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