アジカン、さだまさし、赤川次郎のイラストを手掛けた中村佑介の展覧会

関西ウォーカー

CDジャケットや書籍などにイラストを提供するイラストレーター・中村佑介。その活動15周年を記念した展覧会「中村佑介展 15 THE VERY BEST OF YUSUKE NAKAMURA」が、あべのハルカスにある「大阪芸術大学スカイキャンパス」で7月15日(土)から開催される。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの2004年発売の2ndアルバム「ソルファ」のジャケット


2002年よりイラストレーターとしての活動をスタートさせた中村は、ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、小説「謎解きはディナーのあとで」「夜は短し歩けよ乙女」などの書籍カバーを手がけ、今や日本で最も活躍するイラストレーターの一人と言わている。

アニメ映画化もされた森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」の装丁イラスト


さらに、アニメーション作品のキャラクターデザインやテレビ・ラジオへの出演、エッセイ執筆などその表現活動は多岐に渡る。

テレビドラマや映画版も製作された東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで」のイラストも展示される


今回の展覧会は、中村がこれまで携わってきた仕事の、ほぼ全てを網羅。15周年にちなんで、中村の作品を15のテーマでカテゴライズし大規模に展示。完成イラストはもちろん、着色前の線画やアイデアスケッチなども公開される。

赤川次郎著「セーラー服と機関銃」にも表紙装丁イラストを提供した


会期中はサイン会や講演会、著名人を招いてのトークショーを実施するほか、会場でしか手に入らないオリジナルグッズも販売。【関西ウォーカー編集部/スズキヒロシ】

スズキヒロシ

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