名古屋市瑞穂区にある名古屋市博物館では、2017年7月15日(土)から9月3日(日)まで、「ゴジラ展」が開催される。料金は、一般1300円、高校・大学生900円、小・中学生500円。
1954年の映画公開以来、60年以上にわたる人気シリーズとなったゴジラ。日本映画界に「特撮映画」「怪獣映画」というジャンルを確立させたゴジラは、娯楽的な要素だけでなく社会に対するメッセージ性を兼ね備えた作品として、世代を超えて多くの人々の心に刻まれている。
同展では、怪獣やメカの立体造形、デザイン画、セット画面など約680点を展示し、ゴジラ映画の魅力、映画を作り上げた人々の表現力、そしてゴジラの歩んできた時代を一挙に紹介。なかでも、第1作の撮影に用いられた架空兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の実物展示や、映画で使用されたゴジラスーツなど、ゴジラファンなら思わず咆哮してしまう貴重なモノだ。
また、期間中はゴジラ映画の特撮美術を担当した三池敏夫氏による“特撮ワークショップ”が行われるほか、名古屋を舞台にゴジラと戦うシーンをリアルタイム合成で撮影できる特撮体験スタジオや、精巧なミニチュアを使うことで人が巨大化して見える特撮フォトスポットが登場するのもポイント。
多くの人を魅了したゴジラの全貌に迫る貴重な展示会「ゴジラ展」。ファミリーで楽しめるので、夏のお出かけ先にもオススメだ!【東海ウォーカー/達知瑚都海】
達知瑚都海