新聞社や商社が立ち並ぶオフィス街、東京・大手町の一角に12月16日、ベトナムの民族衣装であるアオザイを着た女性が行き交う姿が。そして周囲には人だかりができている。一体ナゼ…?
これはサトラジャパンが開催した「ベトナム産ドラゴンフルーツ輸入解禁記念サンプリングイベント」の様子。東京サンケイビル メトロスクエア フラットにてアオザイを着た女性8人が、ドラゴンフルーツやそのジュースを手にし、道行く人に配っていたのだ。
実は彼女たち、ベトナムからの留学生なのだとか。ブルーやホワイト、グリーンなどのアオザイを着た留学生たちは、笑顔でドラゴンフルーツを無料サンプリング。10℃に満たないこの日の気温では、アオザイ姿が少し寒そうだったが、たどたどしい日本語で一生懸命にドラゴンフルーツを配る姿が愛らしい。
ベトナム産ドラゴンフルーツは1994年にいったん輸入停止となっていたが、今回、15年ぶりに「ヤサカのドラゴンフルーツ」の名でサトラジャパンが輸入を再開。甘さとさわやかな酸味が特徴で、ベトナムのドラゴンフルーツの生産量は約10万t(2005年)を誇る。ちなみに日本国内のドラゴンフルーツ生産量は沖縄・鹿児島・宮崎で488.7t(平成19年産特産果樹生産動態等調査、農林水産省調べ)、輸入量はニュージーランドとメキシコから約3t(2008年)。
このイベントは、本日16日16:00まで。約4000個分のドラゴンフルーツを、まるっと1個、もしくはジュースとして配布する。イベント開催時間内でもなくなり次第終了となるので、近くに行ったらぜひ立ち寄って、アオザイ美人たちの笑顔と共に甘〜いドラゴンフルーツを味わってみて。【東京ウォーカー】