「新海誠展」開催!デビュー15周年、愛される作品の魅力を解き明かす

東海ウォーカー

アニメーション監督・新海誠のデビュー15周年を記念して「新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-」を大岡信ことば館にて8月27日(日)まで開催している。

「新海誠展 -「ほしのこえ」から「君の名は。」まで-」大岡信ことば館にて8月27日(日)まで開催


新海誠は2002年に短編アニメーション「ほしのこえ」で商業デビューして15年、“美しく壮大な世界ですれちがう男女の物語”を完成度の高い物語に結晶させ、登場人物やその世界を鮮やかに描き続け、世代や国境を超え多くの人々を引きつけている。本展覧会は個人制作の「ほしのこえ」から、集団制作に挑み初長編作品にして毎日映画コンクールで受賞した「雲のむこう、約束の場所」、今なお熱狂的に語り継がれる「秒速5センチメートル」、本格ジュブナイルファンタジー「星を追う子ども」、デジタル時代の映像文学「言の葉の庭」、そして昨年公開し記録的な大ヒットとなった最新作「君の名は。」までを完全網羅し、新海誠のアニメーション作品の魅力に迫る。

各作品のキャラクター設定資料や絵コンテ、背景美術資料など、貴重な資料により新海誠監督作品がどのようにして制作しているのかを、様々な角度から丁寧にひもといてゆく。また、新海誠監督作品の特徴である、映像の美しさの秘密を様々な資料を通して解き明かしつつ、作品の中で重要な役割を果たすアイテムや作品を彩る音楽の数々にも焦点を当てていく。

【写真を見る】「ほしのこえ」新海誠による絵コンテ


「雲のむこう、約束の場所」田澤潮によるレイアウト修正


「君の名は。」田中将賀によるレイアウト修正


「星を追う子ども」新海誠による監督修正


「秒速5センチメートル」西村貴世による原画


また、大岡信ことば館ならではの「ことば」の展示。まさにことばを体感する空間となって、作中の印象的な「ことば」に浸れる内容となっている。ことばの展示は大岡信ことば館でしか体感できない貴重な展示。

さらに、2014年に大岡信ことば館で開催された「新海誠展 ―きみはこの世界の、はんぶん。―」の関連グッズを販売する。ここでしか手に入らない、貴重なグッズとなっている。

映画「君の名は。」の公開から約1年。今年の夏も新海誠監督の世界観に浸ってみてはいかが?【ウォーカープラス編集部/高橋千広】

高橋千広

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