名古屋名物「青柳ういろう」などを製造・販売する株式会社青柳総本家が、ウルトラマンシリーズの最新作「ウルトラマンブレーザー」(テレビ東京系)の放送開始を記念して、同シリーズとコラボレーションした限定パッケージ「青柳ウルトラマンういろう」を発売。ウルトラマンブレーザーのほか、ウルトラマン、ウルトラセブンなど歴代のヒーローがパッケージに登場する。
ごっこ遊びができるパッケージデザイン
「青柳ウルトラマンういろう」は、「しろ ウルトラマンver.」と「さくら ウルトラマンブレーザーver.」の2種類を、開催中の「ウルトラヒーローズEXPO 2023 サマーフェスティバルIN 池袋・サンシャインシティ」で先行発売中。昭和時代に人気で2年ほど前に復刻した「珈琲」「ゆず」を含む全7種類を、青柳総本家エスカ店(名古屋市)で2023年8月5日(土)から一般販売する。
今回のコラボについて、「キャラクターを正面に貼ればパッケージとして成立しますが、何か楽しいアイデアがほしいと考えていたところ、ウルトラマンは変身アイテムを必ず持っていることを思い出しました」と担当者。パッケージ側面に各ウルトラヒーローの変身アイテムを描くことで、ごっこ遊びが楽しめるデザインにした。
「和菓子界のヒーローを目指して」
青柳総本家は1879年創業の老舗店。1931年に国鉄名古屋駅構内で、ういろうの立ち売りを始め、1964年に東海道新幹線が開通した際には、青柳ういろうの車内販売を開始。これにより、ういろうが「名古屋名物」として有名になったとされる。
ウルトラマンが放送開始されたのは1966年。昭和、平成、令和と世代を超えて愛されるウルトラヒーローとういろうのコラボについて、担当者はこう話す。「ウルトラマンが放映され始めたころ、青柳総本家は、ういろうが名古屋土産として認知されるために情熱を持ってういろう作りをしていました。名古屋土産代表になった今でも、新しい商品作りに挑戦し続けています。これは新しい作品づくりを続けるウルトラマンに重なると考えています」
「『青柳ウルトラマンういろう』の提供を通じてウルトラヒーローたちを応援するとともに、『青柳ういろう』が和菓子界のヒーローとなることを目指していきます。ウルトラマンは幅広い年代のファンの方がいると思います。今回のコラボが世代を超えたコミュニケーションツールになり、多くの方を“笑顔”にするきかっけとなる商品になればうれしいです」
「ウルトラヒーローズEXPO 2023 サマーフェスティバルIN 池袋・サンシャインシティ」では8月28日(月)まで、青柳総本家エスカ直営店では9月30日(土)まで販売。いずれもなくなり次第終了。また、青柳総本家エスカ直営店は、8月5日(土)から同商品のパッケージをパネルにして設置するなどウルトラマン仕様に変更する。
世代を超えて親しまれてきたヒーローとお菓子のコラボを味わってみてはいかがだろうか。