12/20、漫才のNo.1を決める「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)の決勝戦で、結成9年目のパンクブーブー(佐藤哲夫、黒瀬純)が見事2009年の漫才No.1の称号と、優勝賞金1000万円を手に入れた。
今年のM-1決勝戦は、1回目のネタで笑い飯が史上初の100点をたたき出すなど、極めてレベルの高い戦いとなったが、ファイナリストに残ったパンクブーブーは、見事審査員7人全員の票を集め優勝。その圧巻ぶりには「最初何が起こったのか分からない。パンクブーブーって言われても“誰”って感じ」(黒瀬)と、優勝の大きさを受け止められない表情だった。
決勝戦で戦ったのは、「ナイツ」「南海キャンディーズ」「東京ダイナマイト」「ハリセンボン」「笑い飯」「ハライチ」「モンスターエンジン」「パンクブーブー」の8組と、敗者復活戦から勝ち上がった「NON STYLE」の9組。ファイナリストには、「笑い飯」「パンクブーブー」「NON STYLE」が勝ち残り、審査員満場一致のジャッジで、パンクブーブーが優勝をさらった。
審査員として、東国原英夫宮崎県知事も参加するなどファイター以外でも注目を浴びた今年の「M-1グランプリ」。4629組と史上最多のエントリー数の中で、見事優勝を果たしたパンクブーブーは、すでに各番組からオファーが殺到。来年を待たずして、今この瞬間から忙しくなりそうだ。 【東京ウォーカー】