子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区、運営:KCJ GROUP株式会社)に、「公益社団法人 日本医師会」の提供で、「診療所」パビリオンがオープン!2023年10月18日(水)から11月7日(火)までの期間限定で、診療所で働く臨床医としての仕事体験ができる。
医療人形を使って、診療体験!
今回の期間限定パビリオンでは、診療所で働く「臨床医」としての仕事内容や役割を知るため、子どもたちは骨折した患者(医療人形)に対して、脈拍の確認や聴診器を使って心音の聴診を行う「診療」を実施。また、シーネ(添え木)を当て包帯を巻くなどの「応急処置」も体験できる。
さらに期間中、キッザニア東京の施設内で予防接種に関するクイズラリーが開催されているほか、「観光バス」と「ラジオ局」の2つのパビリオンでも、「診療所」パビリオンに関連する限定アクティビティが行われている。
「健康」への意識を高めるきっかけに
日本医師会とKCJ GROUPによると、政府が推進する「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」など、健康づくりに対して国民が主体的に取り組む対策が重要視されている(※)今日において、今回のパビリオンでの体験を通して子どもたちが臨床医の仕事内容や役割を知り、かかりつけ医の存在を身近に感じるとともに、医療行為の意味や予防接種の意義を学び、健康に対する意識を高める機会になることを期待している、とのこと。
※出展:厚生労働省
パビリオン概要
パビリオン名:診療所
職業名:臨床医
定員:各回4名
対象年齢:3~15歳
所要時間:約30分
給料:8キッゾ
成果物:医師資格証
スポンサー:公益社団法人 日本医師会
体験内容
脈拍の正しい確認方法を学ぶとともに、聴診器や包帯を使って診察や治療する体験を通して、多岐にわたる臨床医の仕事内容や役割を学ぶ
公益社団法人 日本医師会とは
1916年に北里柴三郎博士(初代会長)などによって設立された、医師の医療活動を支援する、民間の学術団体。誰もが平等に医療を受けられるという世界に誇るべき制度「国民皆保険」を守るため、政府の審議会等に参画するとともに、各種の調査・研究や国際交流などを通じて、これからの医療のあり方を考え、より働きやすい医療環境づくりと国民医療の推進に努める。
KCJ GROUPとは
3歳から15歳までの子どもたちの職業・社会体験施設「キッザニア東京(2006年10月開業)」「キッザニア甲子園(2009年3月開業)」「キッザニア福岡(2022年7月開業)」の企画・運営を行う。
キッザニアとは
実社会の約3分の2サイズの街並みに立ち並ぶ、実在する企業が出展するパビリオンを舞台に、さまざまな仕事やサービスが体験できる。コンセプトは、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を合わせた「エデュテインメント」。子どもたちが好きな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる「こどもが主役の街」。
今回の「診療所」パビリオンについて、担当者に話を聞いてみた。
「(オープンの狙いは?)キッザニアのコンセプトである『エデュケーション(学び)」と『エンターテインメント(楽しさ)』を合わせた『エデュテインメント』のもと、楽しみながら医師の仕事内容や役割を知り、かかりつけ医の存在を身近に感じてほしいとの思いからです」
「(『診療所』パビリオンのイチオシポイントは?)聴診器やシーネなど、現場で使う本格的な医療用具を使用できること。また、聴診や触診など実際に患者(医療人形)の診察や治療を行い、医療の知識を身につけることができる点です」
「(実現に向けて苦労した点は?)子どもたちにとってのわかりやすさを大切にしているので、心臓の音が鳴る仕組みや脈の触診の方法、脈拍とはどういうものか、など専門的な用語をかみ砕いて伝えることに難しさがありました」
「(この体験を通じ、子どもたちに期待することは?)医療行為の意味や予防接種の意義を学び、健康に対する意識を高める機会になることを期待しています」
「(ユーザーへのメッセージは?)診療所パビリオンでは、正しい医療の知識を身に付け、体の仕組みや健康への意識を高めることや、患者の診察を通して他者を思いやる気持ちを身につけることを目的としています。ぜひ体験してください!」
体験できるのは今だけ!「臨床医」アクティビティにチャレンジできる貴重な機会を、お見逃しなく。
※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。