サンシャイン水族館が、生き物たちの普段はあまり注目されない“怖い”一面に焦点を当てたイベント「夜間特別営業 TERROR Night Aquarium(テラーナイトアクアリウム)」を開催している。2023年11月26日(日)までの間、18時15分から21時までの夜間特別営業にて実施している。
本イベントでは、見た目や捕食方法が“怖い”生き物や、かわいらしい姿の裏に隠された“怖い”一面など、生き物たちの特徴を解説パネルや映像などを通じて紹介。また、なぜそのような一面を持っているのかについても詳しく解説されており、生き物の生態的特徴なども学べる内容なので、“怖い”だけでは終わらない生き物の不思議に触れることができる。
館内では、不気味で怪しげな雰囲気を演出する装飾やBGMで、通常営業とは異なる夜間特別営業ならではの雰囲気が楽しめるのもおすすめポイントだ。
怖い生き物たちが期間限定で登場!
一度見たら二度と忘れられない!?泥にまみれるエイリアンのような「ワラスボ」は、今回の目玉生き物のひとつ。
また、血に集まる無数の歯「ピラニア ナッテリー」やアマゾン最恐の人喰いナマズ「カンディル」の仲間など、アマゾン川最恐の肉食魚たちにも出合える。ピラニア・カンディルの仲間のどちらか一種を期間を分けて展示するため、どちらに出合えるかは訪れる日の運次第!?
解説パネルや展示コーナーも必見!
本イベント開催中は、展示している生き物たちが持つ“実は怖い”形態や特徴、行動や捕食方法などを解説したパネルも設置。それぞれについて、生き物の生態的な側面から詳しく解説している。
標本展示コーナーでは、生き物の鋭い歯の標本やまるで宇宙人のような「ガンギエイ」の乾燥標本などの展示を通じて、一見すると恐ろしいが興味深い生態や特徴が見られる。
カワウソの攻撃を受けた物品(スタッフが着用時に攻撃を受けたわけではありません)やカワウソの頭骨標本も展示。カワウソが持つ咬合力(噛む力)や鋭利な牙(犬歯)を見て、知ることにより、見た目がかわいらしいカワウソに隠された肉食獣としての一面にきっと驚くはず。
ほかにも、映像放映コーナーでは、生き物の恐ろしさを感じられる捕食シーンなど、貴重な瞬間をおさえた恐怖映像を放映。恐怖体験コーナーでは、タニシや巻貝等の硬い殻ごと噛み砕くほどの咬合力を持つ「ガイアナカイマントカゲ」の恐ろしい一面に触れることができる。同水族館で飼育しているガイアナカイマントカゲの食事風景の映像を見ながら、その咀嚼音をASMRで聞いたり、エサとなるタニシに実際に触れて殻の硬さを体感できることから、より臨場感をもってその咬合力の怖ろしさを味わうことができる。