2009年を表す漢字として“新”が選ばれたように、政権交代や新型インフルエンザの流行、アメリカ大リーグ・マリナーズのイチロー選手の新記録などが目立った昨年。一方で、芸能界での麻薬の逮捕者が続出するなど、不安な事件も多数起こった。では、今年2010年はどのような年になるのだろうか。占星学研究家の上田きょうや先生に聞いてみた。
「2010年は激動の年、と出ています。世界規模で淘汰が起こり、浮き沈み・明暗がはっきりと分かれる年になるでしょう」と上田先生。激動の年とは、なんだか恐ろしいですね。大丈夫でしょうか?
「以前、この星の配置になったのは1950年の時です。朝鮮戦争が起こり、日本は特需を受けました。これが高度経済成長につながったんです。このとき日本は、いい方に転んだんですね」。つまり、国家レベルでも個人的にも、運が分かれやすい年になるそう。日本がいい方に転べばいいですね。
「そうですね。国内としては、経済格差が広がる傾向にあります」とのことなので、日本がいい方に転ぶのを期待して、個人も頑張るしかなさそう。それでは、今年大きな問題となった麻薬ですが、2010年はどうなりますか?
「波乱が起きやすいので、麻薬のトラブルもまだまだ出てきます。2010年は、水面下で起こっていた問題が、露呈しやすいという年。それなので、いろいろな問題が表面化してくると思いますよ」。なるほど。なかなか大変な年になりそうです。
一方で、上田先生によると、2010年は実はチャンスの年でもあるという。「運が分かれやすいということは、失敗する人だけでなく、成功する人もいるということです。2009年は、“出る杭は打たれる”という年でしたが、2010年はチャンスが多い年。大きな成功を手にするチャンスもありますよ」。チャンスに乗って、ぜひとも幸せをつかみたいです! 上田先生、うまくいく方法はありますか?
「2010年は、自分の“個性を出す”というのがキーワード。自分らしさで、チャンスをものにすれば成功しやすいです。工夫するのもいいですね。頑張ってください!」。個性を出して成功する、なんだかすてきなサクセスストーリーが見えてきそうだ。
“激動”や“波乱”といった、不安定な要素と共に、成功へのチャンスが転がっているという2010年。気合いを入れて、まずは個性を磨いてきまーす!【東京ウォーカー】