モノマネタレント・原口あきまささんに限りなく似ている、自称“明石家さんま”さんが、話題のニュースや夏の風物詩にモノ申す!第2回は、巷でいまだに恐れられている“アニサキス”の脅威について、モンスタートークを繰り広げる。ぜひ、脳内にさんまさんの声や語り口を思い浮かべながら、ご覧いただきたい!
「アニサキス、話題よな~」
――福岡といえばサバ料理が有名なのですが、要注意な食材ということで…。
「まぁでも、さんま的に言うと?“サンマ”から出らんでよかったなぁていう(“ヒャー”と引き笑いを見せるさんまさん)。サバからでよかったよ~ホンマに(ヒャー)。福岡の皆さんからしたらねぇ、サバから出たショックは大きいやろうけども、さんまちゃんとしてはちょっとした安堵感がありますよね。でも、福岡で食べるゴマサバは、ホンマに旨いからなぁ~…。アニサキスを退治するには、よく噛まなアカンらしいで」
――なんと!対処法は“噛む”?
「よく噛めば、ある程度は回避できるみたいよ。あんな旨いモン、食うなとは言えんしなぁ~。あっでも、もしかしたら今後、“塩サバ”の時代が来るかもしれへんで!」
――…塩サバ…?
「そう、塩サバ。俺めっちゃ好きやねん!なんなら、“塩サバ定食”の時代が来ると思うわぁ。アニサキスは焼けば死滅してくれはるらしいし。焼いても旨いんやから、サバは!この話、知らんやろうけど、うちの嫁…あっ、ごめんな?さんちゃんに原口の嫁の話させて~な(笑)。九州出身の原口が『塩サバ食べたい』と、ある日、埼玉出身の嫁に言うたみたいで。そしたらスーパーで塩サバを買うて焼いてくれたんや。それをいただいたところ、めちゃめちゃしょっぱかってん(笑)!『どんな調理したんや!』って聞いたら、『塩サバって書いてあるのを買ってきて、それにまた塩をまぶして焼きました』と。…いやいやいや、塩サバて書いてあるんやから。塩はもとからまんべんなく塗られてるわけよ(笑)。そんな天然ぶり、発揮せんでええと(笑)。“塩サバ”の意味や処理の仕方がわからんぐらい、嫁はサバが苦手やったらしいねんな。でも俺と、あっ俺じゃない、原口と生活することによって、サバが食べられるようになったっちゅう、ほほえましいエピソードや」
――奥さまの苦手意識を変えた瞬間!素敵なお話ですね。
「そやねん!そんなところでアニサキスや。何をしてくれてんねん、アニサキス(怒)。また食べへんくなるやないか!ちなみに、イカも危ないらしいからね。やっかいやわぁ」
――イカも九州の名産。大打撃ですね…。
「大変やで~九州…。でも、アニサキスにあたる人と、あたらん人がおるらしいよ?誰もがなるわけじゃないんやて。俺、多分すでに何匹かにやられてて、知らんうちに勝ってるんちゃうかなぁ(笑)。気づいてないだけで。でも結論、これや。サンマではなくてよかった。これに尽きる(ヒャー)!」
アニサキスを熱く語った、自称さんまさん。ちなみに、親しい友人だという原口あきまささんは、2017年8月25日(金)、26日(土)、「スペシャルものまねライブ 変人 in福岡2017」に出演するため福岡にやってくる。さて、次に黙っておけないこととは一体何なのか…!?2017年8月17日(木)配信予定の第3回もお楽しみに!【九州ウォーカー編集部/取材・文=林佑香】
林佑香