笑福亭鶴瓶「グルーは西宮で成り立ってる」地元凱旋で

関西ウォーカー

7月31日(月)TOHOシネマズ西宮OSで映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」の舞台挨拶が行われた。主人公グルーの吹き替えを担当した笑福亭鶴瓶さんが登壇し、地元・西宮で鶴瓶さんは壇上に上がると観客席を見渡し「今日、月曜日やのにすごい入ってはる」と喜びの声を上げた。

2010年に誕生した同シリーズ、街を歩いていると「グルーや」と子どもから声をかけてくれることもあるという鶴瓶さん。シリーズを通して「グルー」としての認知度が高まっていくのを感じると共に、娘・アグネス役の芦田愛菜さんについて「この映画の1作目の時は愛菜ちゃんも5歳だったけど、今じゃ完全に抜かされた。喋ってる言葉もしっかりとしてるし、すごいですよ」と作品を追うごとに成長する彼女を絶賛した。そして芦田さんと今作グルーの双子の兄弟として登場するドルー役の生瀬勝久さんも西宮出身ということにも触れ、「今回の『怪盗グルー』は西宮で成り立ってるんですよ」と強調すると、客席から大きな拍手が送られた。

会場のちびっ子から「ミニオンの誰が好き?」との質問を投げつけられた鶴瓶さん。「君は誰が好きなん」と反対に聞き返すと質問した子供から「スチュアート!」と元気な声が返ってきたので、鶴瓶さんも「僕もスチュアート大好きやで」と話していると別の子どもから「ケビンがいい」という声が上がった。鶴瓶さんは「ケビンもいいな」と漏らすと会場から「絶対合わしてるやん」と指摘されて会場は爆笑に包まれた。

今回の舞台挨拶にミニオンの「スチュアート」と7月7日に甲子園で行われた『怪盗グルーのミニオン大脱走ナイター』で友達になったという、阪神タイガースのマスコットキャラクター・トラッキーがサプライズゲストとして登場。トラッキーから鶴瓶さんに花束とミニオンと阪神タイガースのコラボタオルが贈呈された。

最後に「30年住んでるこの西宮で舞台挨拶実現できました。平日の月曜日にも関わらず観客は満杯ですごい嬉しいです」と感謝の言葉で締めくくった。

【関西ウォーカー編集部/ライター桜井 賢太郎】

桜井 賢太郎

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