注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。
今回取り上げるのは、「ふせんボード」。コロナウイルスの流行を契機に、近年オンラインでの会議や面接を行う企業が増加している。オンラインで手元の資料やノートを見たときに、目線が下がってしまったという経験がある人も多いだろう。
そんな悩みを解決するのが、「ふせんボード」。目線を下げずに用意したカンニングペーパーをチェックすることができる。「ふせんボード」を開発した株式会社LIHIT LAB.の担当者に話を聞いてみた。
――ふせんボード発売の狙いについて教えてください。
オンライン面接や会議での困りごととして、必要事項のメモを記入したふせんをノートPCに貼ったり、ノートPCのカメラに映らない所にカンペを用意したりしても、目線がカメラとは違う位置にあることが挙げられます。そこで、カメラ目線のままふせんをチェックできるアイテムがあれば、オンラインでよりスムーズなコミュニケーションにつながると考え、開発に着手しました。
――ふせんボードのイチオシポイントを教えてください。
最大の特徴は、ノートPCの上部に取り付けることで、カメラ目線のままふせんを確認できるというところです。ふせんボードはノートPCの内蔵カメラを隠さない形状となっているため、取り付けたままオンライン面接や会議を行うことができます。さらに、他社製品でノートPC本体に両面テープで貼り付けて固定するタイプのものがありますが、当製品は移動などの必要のないときには外して別々に持ち運べます。また、折りたためるのでコンパクトに持ち運ぶことができるのも推しポイントです。
――ふせんボードのアイデアはどのようにして生まれましたか?
就活生に向けたシリーズを検討する過程で、新入社員と座談会を行った際に、「オンライン面接のときにカンペを用意していた」という意見があり、実際に私も就職活動でオンライン面接のときにノートPCにふせんを貼って、カンペを使用していた経験がありました。また、オンライン会議では手元の資料やノートを見ながら話すと、目線が下がったままになってしまうということがあります。これらの現状をヒントとして「ふせんボード」のアイデアが生まれました。
――ふせんボードを開発するにあたって苦労した点はありましたか?
さまざまなノートPCのディスプレイ厚に対応しつつ、見やすい角度での固定方法に苦労しました。取り付けたときに本体を支えるアームの長さや位置、ノートPC上部での重量バランスなどを繰り返し試作・検討することで、理想の角度でノートPCに取り付けることのできる形状となりました。
――最後にユーザーへメッセージをお願いします。
ふせんボードを使用することで、オンライン面接において就活生の不安や緊張が和らぎ、オンライン会議ではよりよいコミュニケーションが生まれ、ユーザーのみなさまが力を発揮できればうれしいです。また、TO DOリストを書いたふせんを貼る定位置としても使用できるので、ぜひ「ふせんボード」をご活用ください。
ふせんボードについて
ノートPC上部に取り付けることでふせんを貼るスペースを確保できる「ふせんボード」(1320円)には、ふせんを綺麗に貼り付けることができる目印付きで75mm×75mmのふせんを4枚貼り付けることが可能。
また、取り外しが簡単で折りたたみ式のため、コンパクトに収納できて、どこへでも簡単に持ち運ぶことができる。オンラインでの会議、面接の機会が多い人、これから就職活動を控える大学生などは一度チェックしてみては?
文=吉田知生