【完結記念】「ゴリせん」の方向性が定まったのは「デスゲーム編」だった【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

いわゆる“死亡フラグ”にスポットを当てた 『〇〇で死ぬタイプの体育教師』 シリーズの作者・酒井大輔(@sakai0129)さん。先日、ヤンマガwebでの連載が終了し、2024年1月18日には最終巻となる 『ゴリせん~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~(7)』 が発売された。今回、最終巻となる7巻の発売を記念し、酒井大輔さんにインタビューを実施。長い連載を終えての感想、最終回に込めた思いなどを聞いた。

最新刊「ゴリせん」7巻~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~【発売中】画像提供:酒井大輔


【漫画】「ゴリせん」を読む


話を進めながら死亡フラグも提示するのが大変だった


――まず最初に、お疲れ様でした。長い連載を終え、最終回を迎えた感想を教えていただけますか?

【酒井大輔】ありがとうございます!連載は本当に疲れました。とにかく疲れたという感想になります!

――「ゴリせん」は多くの読者に愛されましたが、最終回でどのようなメッセージや感情を伝えたかったのでしょうか?

【酒井大輔】読者の皆様には短い間でしたが「お付き合いいただきありがとうございました」とお伝えしたいです。

――連載中、キャラクターたちにどのような成長や変化を感じましたか?特に、最終回でのキャラクターたちの姿に込めた思いを教えてください。

【酒井大輔】キャラクターは成長しているようで、中身はあまり変わってない感じもしますね。それ以上に、最終回でこんなにキャラクターいたのかと恐怖を感じていました。7巻分の連載なのに、集合絵でこんなに描かなきゃいけないのかと(笑)。

――作品全体を通して印象に残ったエピソードやシーンはありますか?

【酒井大輔】やはり2話のデスゲームでしょうか、あの漫画の方向性が完全に決まった気がします。1話だとまだキャラが定まっていなかったので

画像提供:酒井大輔

画像提供:酒井大輔

画像提供:酒井大輔

――最終回で特に印象深かった瞬間はどれだったでしょうか?

【酒井大輔】最後のタイトル出てくる所が好きですね。ずっとやりたかった演出なので。

――最終回に向けての制作過程で、難しかった部分や工夫した点があれば教えてください。

【酒井大輔】最終回に向けてストーリーを作っていくと、どうしても死亡フラグとかと離れて行ってしまうので、ストーリーを進めながら死亡フラグも提示するのが本当に大変でした。

画像提供:酒井大輔(@sakai0129)

注目情報