ひと手間かけて店内で手作りしたバーガーを提供するハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」。手作りならではのバラエティに富んだメニューが人気だが、2024年1月24日(水)~2月27日(火)の期間限定で、「フレッシュネスバーガー」初の韓国グルメバーガー「チーズタッカルビバーガー~とろける贅沢4種のチーズ~」が発売中。
とろけるチーズとコチュジャンの甘辛さがマッチ
これまで数多くの期間限定バーガーを販売してきた「フレッシュネスバーガー」だが、これまで韓国グルメを扱ったことはなく今回が初めて。昨今の韓国人気を受けて数ある韓国グルメの中からハンバーガーにしようと選んだのがチーズタッカルビ。ざっくり言えば鶏肉をキャベツやニンジン、サツマイモなどの野菜と一緒にコチュジャンベースのタレで焼く“タッカルビ”にチーズを加えた料理。
これをそのままバンズにサンドしてもそれなりにおいしそうだがそうではなく、「フレッシュネスバーガー」らしい工夫をしている。まずは鶏肉。タッカルビは“鶏カルビ焼き”と訳されるように鶏肉を焼いたものだが、バーガーではフライドチキンに。これによって鶏肉はジューシーに、さらにコチュジャンソースがよく絡む。
そして今回こだわっているのがチーズ。チェダー、モッツァレラ、ゴーダ、ステッペンの4種をブレンドした濃厚なチーズソースになっている。甘辛コチュジャンソースとの組み合わせを考え、ピリ辛なソースに負けないコクと旨味が感じられる。
実際に食べてみると、まず感じるのはチーズの香り。ひと口食べるとコチュジャンの甘辛さとチーズの濃厚さが合わさって広がってくる。コチュジャンソースは辛さもあるがチーズソースがマイルドにまとめてくれるので、どんどん食べ進めたくなる。
このチーズソースとコチュジャンソースの組み合わせの中でいい働きをしているのがフレッシュなグリーンカールと生タマネギ。この食感とみずみずしさが濃厚さを和らげている。そして忘れてはいけないのがさつまいもフライ。実際のタッカルビにはサツマイモが入っているが、バーガーにも入れることでタッカルビらしさを感じられる。
サツマイモもフライにしていることでホクホク感がキープされ、サツマイモ本来の甘味をバーガーにプラス。食感も味わいも異なる食材を重ねていて、タッカルビは鉄板の上で野菜や鶏肉をソースで混ぜながら炒め焼きにするが、それを食べたときに口の中で行っている感じ。
計算された味付けや食材の組み合わせで、このままで十分おいしく食べられるし、辛さもちょうどいいが、好みで「ユズスコ」をプラスするのもおすすめ。「ユズスコ」は液体の柚子胡椒でやや酸味のある調味料。「フレッシュネスバーガー」では「ワールドスパイス」が置かれていてさまざまなスパイスを自由に使って自分好みにアレンジできるので、あれこれちょい足ししてみるのも楽しい。
店舗で食べるときはワールドスパイスを使うのもおすすめだが、テイクアウトした場合は自宅ならではのアレンジもアリ。コチュジャンと相性のいいキムチや納豆をプラスするとまったく違った味わいが楽しめる。バーガーに納豆はなかなか勇気がいるが意外とハマるかも。キムチはシャキシャキ食感も加わって韓国料理感が増す。
これまでの「フレッシュネスバーガー」にはなかった韓国テイストのバーガー。アレンジも楽しめるバーガーだが、まずはそのまま、「フレッシュネスバーガー」ならではのチーズタッカルビを味わってみよう。