初詣に行って、授かりたいのがお守り。だけど、身に着け方を知らなかったり、ご利益別のお守りのどれを選べばいいの?と迷ったりすることも多いはず。そこで、ご利益を授かる正しい「お守りのイロハ」を、難波八阪神社の禰宜(ねぎ)・大石勝利さんに聞いてみた。
まず、いろいろなご利益のお守りがある理由は「祈祷により、御祭神の分け御霊が宿っています。祈祷時、お守りごとのご利益を授けてもらえるようお願いするため、さまざまなご利益のお守りがあるんです」とのこと。自分が一番気になるご利益のお守りを選んで、大事に持とう。
また、お守りの正しい身に着け方は「神様のご利益を授かるために、かばんや財布などに入れて常に身につけるようにしてください」と大石さん。家で保管する場合は、タンスなどにしまわず、目に付く場所へ出して、なるべく高い場所へ置くのがいいそうだ。
また、お守りは1年ごとに、新しく変えるのがベスト。「古いお守りは1年間の感謝を込めて神社へお納めください。返納先は授与いただいた神社がいいですが、もちろん最寄りの神社で構いません」とのこと。感謝の気持ちを込めて納めて、新しいお守りを授かって。
ご利益の種類から返納の時期まで、きちんと理由のあるお守りのイロハ。お守りを正しく身に着けて、2010年はご利益をゲットしちゃって!【詳細は関西ウォーカー12月15日発売号に掲載】