大雲海を間近に! オロフレ峠に最も近い温泉地で絶景をねらおう

北海道ウォーカー

北海道では近年、各所で雲海スポットがクローズアップされています。その一つが、登別温泉と洞爺湖温泉の間にあるオロフレ峠。

双方の温泉地から車で40~50分程度で行くことができますが、実は最も近い温泉地があるんです。その名はカルルス温泉。峠まで20分程度で行くことができるので、雲海見学の拠点にピッタリなんです。

注目の雲海スポット・オロフレ峠


オロフレ峠は登別市と壮瞥町の間にある峠。登別温泉と洞爺湖温泉、二大観光地を結ぶルートの途中にあります。


オロフレ峠は登別市と壮瞥町(そうべつちょう)の間にある峠。登別温泉と洞爺湖温泉、二大観光地を結ぶルートの途中にあります。

かつては峠の上まで道路が続いていましたが、登別市側の区間が急勾配、急カーブの連続だったため、1988(昭和63)年にオロフレトンネルが開通し難所は解消。それでもトンネルまでは山肌を縫うようにカーブが連続する峠道なので、運転は慎重に。

雲海の見られる、頂上付近のオロフレ峠展望台には壮瞥町側から旧道で行くことができます。冬の間(だいたい11月~6月)は通行止めになるのでご注意を。

※オロフレ峠展望台は冬季終日通行止め、オロフレ峠を通る道路は冬季夜間通行止め(日中通行可)。

気象次第では早朝に大雲海が!


【写真で見る】早朝には眼下に素晴らしい大雲海が広がることも!


オロフレ峠展望台からは、空気が澄んで晴れた日には倶多楽湖(くったらこ)や太平洋、羊蹄山などが見渡せ、雄大な風景が広がります。

早朝には、遠くまで見渡せる雄大な風景が一変。眼下に素晴らしい大雲海が広がることも! 当然ながら、雲海が発生するかしないかはその時の気象条件次第。ただ、より近くに泊まっていれば見られるチャンスも増えます。雲海見学の拠点に便利な温泉スポットをご紹介します。

オロフレ峠まで20分! カルルス温泉で雲海をねらおう


「登別カルルス温泉 オロフレ荘」は開祖の宿で、この地区で唯一自家源泉を持つ湯元


それは、オロフレ峠から登別市側へ車で下って約20分のところにあるカルルス温泉。1899(明治32)年に開湯した温泉地で、温泉旅館が数軒あります。

「登別カルルス温泉 オロフレ荘」は開祖の宿で、この地区で唯一自家源泉を持つ湯元。湯船はもちろんシャワーの湯も源泉100%! 無色透明の湯で、外傷や動脈硬化などに効能が期待される芒硝(ぼうしょう)成分が比較的多く含まれている単純泉。神経痛や精神障害などが適応症とされています。客室はリフォームされているので、長い歴史を感じさせず綺麗で快適なステイを楽しめます。

オロフレ峠で雲海を見ることができるか否かは、その日、その時の気象条件次第。発生しやすい時間は日の出位の早朝ですが、温泉街が霧に包まれている時は、もしかすると山の上に行けば雲の上に抜けて雲海を見下ろせるかも!?

カルルス温泉を拠点に早起きをして、雲海の絶景ショットをねらってみてはいかがですか?

登別カルルス温泉 オロフレ荘 ■住所:登別市カルルス町7 ■電話:0143・84・2861 ■料金:日帰り入浴大人500円(中学生以上) 小人200円(小学生) 幼児無料 ■休み:なし

【北海道ウォーカー編集部】

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