瀬戸康史、城田優、志尊淳など若手俳優を多数輩出するワタナベエンターテインメントが「ワタナベ関西&劇団Patch次世代スター発掘オーディション」を開催。8月19日(土)大阪市内で最終審査が行われ、応募数約1,000名の中から大阪府出身の13歳・奥本智海(おくもと ともみ)がグランプリに輝いた。また、審査員特別賞には滋賀県出身の17歳・久保晴渡(くぼ はると)が選ばれた。
本オーディションは、関西を拠点に活動する演劇集団・劇団Patchのメンバーとともに、関西を盛り上げていくスターを探すため開催されたもの。応募資格は13歳〜22歳までの関西出身のイケメンで「おもろい」男子。応募数は1,000名を超え、一次審査、二次審査を通過した18名が最終審査へと駒を進めた。最終審査では4グループに分かれ、個人での特技、チームでの芝居、ダンスを披露。審査員にはワタナベエンターテインメントの渡辺ミキ社長をはじめ、関西の放送局・出版関係者や演出家などが務めた。
特技ではモノマネ、ハイテンション手品、般若心経を披露する者も。お笑い要素を交えた個性的な特技に審査員からも笑いが。続いての芝居では、あらかじめ決められた台本をもとにチームで演技を披露。アドリブを披露するチームや練習の成果を発揮し、プロに負けない演技を披露するチームも。最後のダンスでは決められた振り付けとフリーダンスを披露。個性豊かなフリーダンスには、審査員もくぎ付けだった。
すべての審査が終了し、渡辺ミキ社長からグランプリをはじめ受賞者が発表され、グランプリには13歳・中学1年生の奥本智海が輝いた。ワタナベ関西においても史上最年少でのグランプリ受賞に会場からは驚きの声が。奥本について渡辺ミキ社長は「一次審査から最終審査までの成長具合が素晴らしかった。もっと伸び代があるので期待したい」とコメント。また、審査員特別賞には17歳・高校3年生の久保晴渡が選ばれた。
グランプリの奥本は「まさか選ばれるとは思ってなかった。トロフィーがキラキラしていてキレイだった」と純粋な気持ちをコメント。また今回初めて演技とダンスに挑戦したが「初めてやってみたけれど楽しかったです」と話した。城田優と志尊淳に憧れている久保は「俳優としてドラマ・映画にも挑戦したい。あと、トーク力も磨いていきたいです」とコメント。関西出身なのでお笑い系の仕事はできるか?の問いには2人共が「気合いで頑張ります!」と力強くアピールした。
2人は今後ワタナベエンターテインメントに所属し、演技・歌・ダンス・殺陣などのレッスンを積み、本格的なデビューを目指す。
【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】
山根翼