フロンターレ高畠新監督「必ずタイトルを手に入れたい」

横浜ウォーカー

川崎フロンターレの新体制発表会が10日、洗足学園音楽大学で行われ、高畠勉新監督、新加入選手らが今季にかける意気込みを語った。

ヘッドコーチから昇格した高畠勉新監督は「ことしこそは、必ずタイトルを手にいれたい」と、昨シーズンはリーグ2位、ナビスコカップ準優勝とわずかに届かなかったタイトルへの思いを述べた。チームの戦力については「技術、戦術、体力面は十分に兼ね備えている。あとひとつ足りないものは精神面」であるとし、「強い精神力をもってフロンターレらしい攻撃的なサッカーを展開していきたい」とコメント。高畠監督があいさつを終えると、会場につめかけたサポーターから「高畠フロンターレ」のコールが沸き起こった。

監督に続いて、4名の新加入選手が紹介され、横浜F・マリノスから移籍した小宮山尊信選手(MF/こみやまたかのぶ)をはじめ、同志社大学の楠神順平(MF/くすかみじゅんぺい)、拓殖大学の小林悠(FW/こばやしゆう)、大阪桐蔭高校の高須英暢(FW/たかすひでのぶ)が、それぞれ抱負を語った。

今季のキャッチフレーズ“プラスアルファ”も武田信平代表取締役社長より発表。過去にもう一歩のところで取れなかったタイトル獲得を目指し“ONE STEP”を掲げて戦った昨シーズン、半歩は前進したが一歩には至らず、タイトル獲得は叶わなかった。“プラスアルファ”には、その半歩を埋めるために、さらなるレベルアップを目指すという思いが込められている。

チームは今後、1/21(木)に宮崎県でキャンプをスタート。高畠新監督率いる新生フロンターレが、悲願のタイトル獲得に向けて動き出す。【横浜ウォーカー】

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