遠方から足をのばしてでもぜひ行きたい、京都の「物語のある珈琲店」をご紹介。店主やお店の物語を知ればその味わいはさらに深みが増すはずです。
※本記事は「おいしい京都 外さない店カタログ」から一部抜粋・編集しました。
エルサルバドルとの縁で産地のリアルを発信
「COYOTE the roots(コヨーテ ザ ルーツ)」店主の門川雄輔さんは、JICA海外協力隊としてエルサルバドルでコーヒーの輸出振興に尽力し、帰国後に豆の輸入、焙煎・販売をスタート。現地のコーヒーを日本に広める窓口として、関西でもオンリーワンの存在だ。
豆は、自身も立ち上げに参加した生産者組合・ACOPACAを中心に幅広く提案。定番の品種・パカマラは、じんわりと染み込むような穏やかで柔らかい柑橘系の酸味が心地よい。
エルサルバドルのコーヒーを評して、「突出した個性はない分、普段飲みに適した飲み心地のよさがあります。中米の日本とも呼ばれるほど勤勉で実直な土地柄が、味にも出ていると思います」と門川さん。今も現地とのつながりを深め、生産者目線での発信に力を入れる。
COFFEE DATA
●焙煎機:ギーセン 6キロ(半熱風式)
●抽出:ハンドドリップ(マーナドリッパー)、エスプレッソマシン(アスカソ)
●焙煎度合い:浅煎り~中深煎り
●テイクアウト: 可(550円~)
●豆の販売:あり(100グラム 850円~)
住所:京都市下京区上神明町444-1
電話:なし
京都の珈琲店に秘められた物語に、想像力が止まらない…。歴史ある街・京都の魅力を満喫しよう!
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